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CES 2020レポート 第45回

違うところけっこうあり

アメリカのマクドナルド、日本とどう違う

2020年01月09日 11時30分更新

文● 貝塚 編集● ASCII

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米国ラスベガスのマクドナルド ハラーズ店

ラスベガスの老舗マクドナルドへ

 1月7日から米国ラスベガスでCES 2020が開催されるのにあたり、現地取材に訪れた。初日は移動が多く、ゆっくり食事をとる時間がなさそうだったので、移動のついでにマクドナルドに寄った。日本のマクドナルドとの違いを紹介したい。

 ラスベガスのメイン通りであるラスベガス・ストリップ付近にはマクドナルドが3店舗ある。私が向かったのはハラーズというホテルに隣接する、マクドナルド ハラーズ店だ。

 ハラーズ店は3店舗の中でも古く、ネオン看板が、ややくたびれている。

 注文したのは「クォーターパウンダー・ウィズチーズ」「ビッグマック」「コカ・コーラ(Mサイズ)」の3つ。価格はクォーターパウンダー・ウィズチーズが3.79ドル、ビッグマックが3.99ドル、コカ・コーラ(Mサイズ)が1.29ドル。合計9.07ドルで、1ドル108円換算だと、979円。

紙袋で渡される

 クォーターパウンダーは、2017年に日本のマクドナルドのメニューから消えてしまったので、久しぶりの再会である。ラスベガスではメイン、スタンダードの扱いだった。

 店員さんは笑顔で丁寧な接客だった。提供時間は日本と同じくらい。しかしまず違ったのが、ソフトドリンクを頼むと、空の紙コップのみを渡される点。ディスペンサーに自分で注ぎに行くのだ。

 店内の様子も撮影したかったが、近くにかなり酔って危うい様子の人がいて、絡まれそうな予感がしたので、コーラを注いですぐに退店した。

バンズもパティも食感がかなり違う!

無漂白のクラフト紙の箱に入っていた

 どちらも箱に入っているが、日本と包装が異なる。無漂白のクラフトボール紙でできていて、ラフな質感だ。

 開けてみると、クォーターパウンダーは逆さまに入っていた。これは、日本のマクドナルドでは、まずないと思う。質感などをよく観察すると、バンズがツヤツヤとしていていい感じだ。

ふわふわな日本のバンズと異なり、どことなく乾燥している

 全体的に、どことなく乾燥している。日本のマクドナルドで、持ち帰りに20分くらいかかると、水蒸気で若干ふやけていることがあるが、これなら何時間持ち歩いても形がそのままだと思う。

 サイズは正確なことは言えないものの、おそらく同じだと思う。しかし水分の含有率がまったく異なり、バンズがしっかりとしたかたちを保っているため、分厚く見える。

水気が少ない感じが伝わるだろうか

 バンズの裏には細かい小麦粉がたくさん付着していて、一部が真っ白になっていた。日本のマクドナルドでは、こうしたこともあまりない気がする。

 開けてみる。ビッグマックはパティが欠けていて、一瞬、誰かがかじったのかと思った。そんなわけはないと思うが、成形がちょっと雑なのかもしれない。

左がクォーターパウンダー、右がビッグマックを開いたところ。ビッグマックのパティが大きく欠けている

 しかし、ここまで挙げた点をすべて含めて、否定しているわけでなく、ラフな感じがしてとてもいいと思った。アメリカ製の服や靴の縫製が雑だけど、味があるみたいなことと同じだ。

 実際に食べてみても、バンズ、パティともにすこし硬めで、味わいも若干異なる。

 特に違いを感じるのはバンズの方で、ふかふかというよりサクサクしている。小麦の味も強い気がする。

 パティは、味はかなり近いのだが、肉質がすこし硬いことで、味も異なって感じる。

 チーズの味はあまり強くない。ケチャップの使用量も最低限。レジ脇に置いてあるケチャップが自由に持ち帰れるので、好みに応じて調整できるようにしているのだと思う。

ケチャップは好きなだけ持ち帰れる

 コカ・コーラは、味はおおむね同じだが、すこし炭酸が薄い。でも空気が乾燥していてずっと喉が乾いているので、かなりおいしい。

 日本のマクドナルドのハンバーガーとの違いをまとめると、「バーガーのサイズはたぶん同じ」「水分が少なく、やや硬めでサクサクとした食感」「原料そのものの味の違いと、水分の含有率の違いによって、味わいは違って感じる」「味は各々がケチャップの量で調節できる」「飲み物は自分で注ぐ」といったところだろうか。

 しかし、一つだけ強烈に同じだなと思ったのは「におい」だ。マクドナルドの袋を持っている人が電車に乗ってくると、離れていてもすぐにわかるが、あのにおいはまったく同じだった。日本でも日常的にかいでいるので、旅先で知り合いに遭遇した気分であった。

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