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CES 2020レポート 第39回

クリエイティブ、「Super X-Fi Gen2」を発表、未発表のイヤホン・ヘッドホンも多数展示

2020年01月12日 09時00分更新

文● 折原一也 編集●ジサトラハッチ/ASCII

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 クリエイティブはCES 2020に専用のブースを出展。「Super X-Fi」(SXFIとも表記される)技術の進化版「Super X-Fi Gen2」を発表すると共に、「Super X-Fi」に対応した日本未発表のイヤホン・ヘッドホン、サウンドバー製品などを多数出展していた。

CESのクリエイティブ専用ブース

 同社はユーザーの耳の形に応じて音をパーソナライズする「Super X-Fi」技術の進化版「Super X-Fi Gen2」を、CESと同じタイミングで発表。進化のポイントは昨年を通して登録された耳の特性による数十万パターンのマッピングデータの研究で精度が向上、サラウンド・サウンドの保持も可能としている。

パーソナライズ精度をより高めた「Super X-Fi Gen2」

 CES 2020ではプレス向けに5.1chのスピーカーを設置した専用ルームで、測定マイクを使ったデモンストレーションを実施。デモでは耳に測定マイクを挿入して部屋の反響特性を計測した上で、ヘッドホンにて「Super X-Fi Gen2」を体験。映画のドルビーアトモスの立体音響のコンテンツが、まさに部屋のスピーカーの位置から鳴るように、極めて正確に再現する音響効果を得られた。

 ステレオの音楽、そしてモノラルでも極めて正確なスピーカーの定位感を再現する所は同じ。ユーザーに提供される「Super X-Fi」対応製品はスマホのアプリで耳を撮影してパーソナライズするので精度は異なるだろうが、「Super X-Fi」の技術を持つパーソナライズで到達できるポテンシャルは極めて高い。

CES 2020のブース内では5.1chスピーカーの音を測定して「Super X-Fi」で再現するデモが行なわれていた

 クリエイティブのブース内には、日本未発表の「Super X-Fi」対応の製品が多数出展されていた。特に2020年は「Super X-Fi」をエコシステムとして拡大していくことが製品ラインアップとしての大きなテーマ。

 ポータブルのイヤホン・ヘッドホンでは、トリプルドライバー搭載の「AURAVANA TRIO」、平面駆動振動板搭載のハイエンドヘッドホン版「SXFI PLANAR」、「SXFI AURAVANA SE」の出展も行なわれていた。

トリプルドライバー搭載イヤホンの「AURAVANA TRIO」

専用の「Super X-Fi」搭載リモコンを通してUSB type-Cで接続

平面駆動振動板搭載のハイエンドヘッドホン版「SXFI PLANAR」

「SXFI PLANAR」も「Super X-Fi」搭載リモコンを通してUSB type-Cで接続

 ソフトウェアによる「Super X-Fi」対応モデルではネックバンド型のワイレスイヤホン「AURVANA TRIO WIRELESS」、IPX5の防水対応のスポーツ向けBluetoothワイヤレスヘッドホンの「OUTLIER ONE V2」と幅広い選択肢を用意。発売済みの製品として「OUTLIER AIR」も並べられていた。

ネックバンド型モデルの「AURVANA TRIO WIRELESS」

スポーツ用ワイヤレスイヤホンの「OUTLIER ONE V2」

 デスクトップ向けのシステムは既に日本でも「Sound Blaster X3」「SXFI THEATER」といったヘッドホンによるシステムが提供されているが、同じヘッドホンをテレビに接続するHDMI TVコンパニオンボックス「SXFI TV」も参考出展されていた。

「SXFI THEATER」のワイヤレスヘッドホンをTV向けに展開

HDMI TVコンパニオンボックス「SXFI TV」を組み合わせて利用

 テレビ周りのシステムとしては「SXFI CARRIER」と呼ばれるドルビー社とクリエイティブが共同開発したサウンドバーも展示。名前の通り「SXFI」の技術とドルビー社のサラウンドを用いたテレビと組み合わせて利用するホームシアアター、及びゲーミング向けの2.1chタイプのサウンドバーで、価格は99ドル(約1万800円)以下を予定と、手軽な価格で登場する可能性大。またブースの実機展示は行なわれていなかったが、「SXFI GAMER」というゲーミング向けシステムの展開も発表。

「SXFI CARRIER」は99ドル以下という低価格でドルビーアトモス、「Super X-Fi」に対応する

「SXFI CARRIER」はワイヤレスサブウーファーも付属

 スピーカーには他にもType-Cインターフェイスを搭載した「PEBBLE V2」、Bluetoothワイヤレススピーカーの「MUVO PLAY」も登場。2020年も多彩なサウンド機器の登場に期待できそうだ。

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