電源回路の品質やBIOSの出来の良さが決め手のマザーボード
数あるSocket AM4マザーボードのなかから、紅谷さんが選んだのはRyzen自作の定番となるB450チップセットを採用したASUS「TUF B450-PRO GAMING」になる。
1万円弱で購入できるB450マザーボードのなかでは、電源回路(VRM)と冷却ヒートシンクが一番優れており、VRM品質やBIOSの出来に関しては、売れ筋B450マザーのASRock「B450 Steel Legend」を上回っているとのことで、8コア/16スレッドのRyzen 7はむろん、将来的にRyzen 9を積みたくなっても大丈夫と語っていた。
もちろん、「B450 Steel Legend」も1万円台前半の価格ながら、アドレサブルRGB LED 3ピンや、M.2ヒートシンクを備えているといった優れた点もある。アドレサブルRGB LEDデバイスを使って、光らせる方向で組むなら、こちらの選択肢もありという。
M.2ヒートシンクが備わっていない「TUF B450-PLUS GAMING」だが、その点も紅谷さんに抜かりはなく、組み合わせているのはヒートシンクが付属しているADATA「XPG SX8200 Pro」になっている。当然、ヒートシンクが付属するだけでなく、リード3000MB/sec台、ライト2000MB/sec台と高速なうえに、512GBで8500円前後とコスパ優秀だ。
これからは16GB×2の32GB推し
メモリーはコストを抑えるならほかにも選択肢はいろいろあるが、安価になっている今こそ、8GB×2ではなく16GB×2の32GBを搭載したいと熱く語った紅谷さん。
同時に製品にもこだわり、DDR4-3200メモリーのなかから選んだのは、Micronのメモリーチップを採用し、CASレイテンシーがCL16にしっかりと詰められているゲーミング向けDDR4メモリーのCFD「Gaming Sports W4U3200BMS-16G」だ。
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