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ASUSTORの2.5GbE LAN対応NASでゲーミング環境をブラッシュアップ

2019年12月13日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: ユニスター

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プレイ動画や実況配信動画のアーカイブに活用しよう

 2.5GbEネットワークと、2.5インチSSDを活用することで、ゲームライブラリーとして十分実用できるパフォーマンスを発揮した「NIMBUSTOR 4」だが、昨今のゲーミングで忘れちゃならないのが、プレイ動画などの保存だろう。

 ゲームライブラリーと同じくストレージを圧迫するが、ゲーム実況・配信を行なう、行なわないに関係なく勝利の瞬間やレイド戦などの大規模戦の記録は残したいし、YouTubeやTwitchで配信されている大量のゲーム実況・配信動画を効率的に保管したいところ。

 そんな使い方にも「NIMBUSTOR 4」はオッケー。1基残しておいたストレージベイに、SeagateのNAS向けHDD「IronWolf」を装着、共有フォルダーとして運用すればいい。

 ここでポイントになるのが、ASUSTOR独自機能の「MyArchive」になる。多くのNASユニットは、簡単にストレージを抜き差し可能になっている。これは障害発生時にストレージを容易に交換するためだが、そんなカートリッジ機構を、実際にリムーバブルドライブとして活用できるようにしたのが、「MyArchive」だ。

 同機能で構築したHDDはLANで接続したリムーバブルドライブとして使えるようになるため、動画、写真の保管用や、月一のPCバックアップ用など、1つのベイで複数の用途に活用できる優れものだ。

 さらにストレージのフォーマット形式に、NTFSを使える点も見逃せないメリットで、PCやUSB外付けケースを使って、PCから直接読み書きすることも可能になっている。

 「MyArchive」として運用するのは簡単で、装着したHDDをウィザードに従って「MyArchive」としてフォーマット、認識させるだけだ。なお、ここでは1基のストレージベイを「MyArchive」として運用したが、複数ベイで使うこともできる。ただ、「MyArchive」でのRAID構築は不可になる。

ここでは16TB HDDを「MyArchive」に設定した。交換時にトレイの付け替えが必要になるのが、トレイはASUSTORのアクセサリーストアで販売している。必要な分を購入しておけば交換の手間が省ける

「ストレージマネージャ」→「ボリューム」→「作成」を選択。「MyArchive」を選ぼう

MyArchiveとして使用するHDDを選択しよう

フォーマット形式はEXT4、NTFS、HFS+の3種類から選択できる。Windowsで使用できるNTFSがおすすめだ

作成したMyArchiveドライブは、普通の共有フォルダーとして認識される

「NVIDIA ShadowPlay」や「OBS Studio」でスムーズに録画

 MyArchiveドライブを作成したら、あとは「NVIDIA ShadowPlay」や「OBS Studio」などの録画配信ソフトウェアで、保存先に指定するだけだ。ここでは、MyArchiveドライブをネットワークドライブ(Z:\)に割り当ててから、保存先に指定した。

「NVIDIA ShadowPlay」では、一時ファイルはPC内蔵ストレージのまま、最終的な保存先をMyArchiveドライブに設定

定番の録画配信ソフトウェア「OBS Studio」も同様に設定

ライトセーバーのアクションにアツくなる「Star Wars Jedi: Fallen Order」。x264、1920×1080ドット、60fpsでしっかり録画保存できる

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