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ASUSTORの2.5GbE LAN対応NASでゲーミング環境をブラッシュアップ

2019年12月13日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: ユニスター

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定番や今話題のゲーム6タイトルでテスト

 ゲームは「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク」や、「BIOHAZARD RE:2」、「The Outer Worlds」、「Star Wars Jedi: Fallen Order」といったライト~ミドル級ゲームから、描画負荷が高い「Battlefield V」、「Shadow of the Tomb Raider」を導入。

 1920×1080ドットのフルHD解像度、ゲーム内の最高品質(DXRは無効)に設定。ゲーム起動後、セーブポイントのロードを実行、ロードに要した時間をストップウォッチで計測している。

 6つのゲームタイトルの計測後にPCを再起動し、再び計測を行う流れを5回繰り返し、平均値を求めている。

定番のFFXIVベンチマークで顕著に差が出た!

 「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク」は、レポート出力に記録される各シーンのローディングタイムを記録して、まとめている。

ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマークのローディングタイム(単位:秒)

 頭ひとつ抜きん出ているNVMe SSDに目がいくが、「NIMBUSTOR 4」に構築したSSD×3のiSCSIドライブもSATA接続SSDや、USB3.0に並ぶ結果を出している。

 また、「NIMBUSTOR 4」上でSSDを単体で運用した際からも、ロード時間は短縮している。2.5GbEの上限速度に達していないランダムアクセスや、RAID0の分散読み出しの効果があらわれている。

ミドル級ゲーム3タイトルをチェック

 続いてはミドル級ゲームの「BIOHAZARD RE:2」、「The Outer Worlds」、「Star Wars Jedi: Fallen Order」のロード時間を計測している。

BIOHAZARD RE:2のロード時間(単位:秒)

The Outer Worldsのロード時間(単位:秒)

Star Wars Jedi: Fallen Orderのロード時間(単位:秒)

 3タイトルいずれもNVMe SSDが最も高速で、続いてSATA SSD、USB3.0 SSD、SSD×3で構築したNIMBUSTOR 4上のiSCSIドライブといった並びになっている。ただ、その差が「BIOHAZARD RE:2」で約2秒、「The Outer Worlds」と、「Star Wars Jedi: Fallen Order」では1秒未満と気になるレベルではないだろう。

差が開く傾向にある高負荷描画ゲーム

 最後は描画負荷が高い「Shadow of the Tomb Raider」と、「Battlefield V」だ。

Shadow of the Tomb Raiderのロード時間(単位:秒)

Battlefield Vのロード時間(単位:秒)

 ゲーミングPCにはほぼ搭載されているリード3000MB/s台のNVMe SSDと比べると、最大4秒差が出ている「NIMBUSTOR 4」上のiSCSIドライブ。残念ながらSATA SSDからもそれなりの差が出ているので、ゲームごとに多少使い分けは必要になるだろう。

 さすがに高負荷描画ゲームにおいては分が悪いが、ミドル級ゲームまでならロード時間は気にならない。2.5GbEネットワークで接続したNIMBUSTOR 4上のiSCSIドライブは、十分ゲームライブラリーとして実用できるパフォーマンスを発揮できると言えるだろう。

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