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ASUSTORの2.5GbE LAN対応NASでゲーミング環境をブラッシュアップ

2019年12月13日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: ユニスター

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用途広がる4ベイNAS
「NIMBUSTOR 4」がコスパも良好

 NASユニットを選ぶ際に悩むのがベイ数だが、ホームユースでも汎用性が圧倒的に高くなる4ベイ以上が断然おすすめ。

4ベイ仕様の「NIMBUSTOR 4」(型番:AS5304T)を用意

 「NIMBUSTOR」シリーズも同様だが、さらに4ベイの「NIMBUSTOR 4」はプロセッサーがクアッドコアの「Celeron J4105」になっているうえ、標準メモリーが4GB×1に増量されている。ベイの数だけでなく、パフォーマンス面で2万円前後の価格差を埋めてきているのは高ポイントだ。

 24時間365日駆動を想定するNAS向けSSDを「NIMBUSTOR 4」と組み合わせて2.5GbEネットワークの高速NASを導入。YouTubeなどの動画保存から、ゲームライブラリーや、プレイ動画の録画先、録画保存した映像データのトランスコードなどまで、2.5GbEの高速性を活かしたさまざまな用途に使ってみた。

背面ポートはUSB×2、HDMI、2.5GbE LAN×2を装備

「NIMBUSTOR」シリーズは、ACアダプター駆動になっている

SeagateのNAS向けストレージを組み合わせ

 「NIMBUSTOR 4」のNAS向けストレージとしておなじみのSeagate「IronWolf」シリーズ。メインストレージのSSDには、初のNAS向けSSDとして登場した「IronWolf 110 SSD」を組み合わせている。

NAS向けを謳う2.5インチSSD「IronWolf 110 SSD」の960GBモデル「ZA960NM10011」

 24時間365日稼働や、RAIDを構築したNASで安心して利用できる高い耐久性と信頼性を実現しているIronWolfのHDDと同じく、独自のNASファームウェア「AgileArray」を採用し、HDDと同様にNASでの運用に耐えられる耐久性や信頼性、そして性能を備えている。

PCに「IronWolf 110 SSD」の960GBモデルを搭載し、「CrystalDiskMark 7.0.0」を実行。シーケンシャルはリード536MB/s、同ライト490MB/sと2.5インチSSDの最速クラスだ

 とくに耐久性は注目で、指針となるTBW(総書き込み容量)は、今回用意した960GB「ZA960NM10011」で1750TBWを実現している。この値は同じ2.5インチSSDの3倍以上で、1日当たり958GBの書き込みを、保証期間の5年間行なった場合に相当している。正直、ホームユースでは、まったく不安のないレベルになっている。

3.5インチHDDには、IronWolf HDDの16TBモデル「ST16000VN001」を用意

PCに搭載した際の「ST16000VN001」。回転数7200rpmだけあって、HDDとしてはかなり高速になっている

「NIMBUSTOR」シリーズは、「IronWolf」独自のHDD診断機能「Ironwolf Health Management(IHM)」をサポート

残念ながら「IronWolf 110 SSD」は、今回のテスト時にはIHM未対応だった。今後HDDと同じく、詳細な診断が可能になるだろう

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