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MoguraVRのゲームとって出し 第123回

リズムゲームの爽快さとシューティングの緊張感が融合した「Pistol Whip」

2019年11月20日 17時00分更新

文● MoguLive

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 今回はVRリズムゲームとシューティングが融合した「Pistol Whip」を紹介しよう。価格は2570円で、対応VRヘッドセットはHTC VIVE系やOculus Rift、VALVE INDEXなど。

楽曲をセレクトする空間は、撮影機材や脚立などが置かれ映画の撮影現場のようになっている。各楽曲は映画ポスターのように貼り出されていて良い雰囲気だ

 本作は「ジョン・ウィック」「リベリオン」といったアクション映画に影響を受けた作品と公言しているVRリズムゲーム。音楽に合わせて敵がノーツとして現れ、敵からの攻撃を避けながら銃で倒していく。

 世界観はローポリゴン風で表現しており、EDMを中心とする楽曲と相まってサイバー感が増している。遊びたい楽曲を選び、難易度を選択するとゲームスタート。敵の攻撃や壁などの障害物は、体を上下左右に動かすことで回避できる。敵は物陰や目の前に次々と現れるため気を抜けないが、曲のビートに合わせて出てくるのでテンポよく倒せるのが気持ち良い。また、銃を打撃武器として使用して敵を攻撃することも可能だ。

 プレー中はダメージを連続で受けてしまうとゲームオーバーになる。敵の攻撃を受けてしまったら、左下に表示されている数だけの敵を倒すことで体力が回復する。画面下に表示されるバーは曲の進行度、右下にはコンボ数が表示されている。

同時に敵が現れた場合は片方を警戒しつつ素早く処理しなければならない。残弾数にも注意だ

 Pistol Whipは、リズムゲームでありながら緊張感も魅力的だ。VRリズムゲームは、両手のコントローラーを使ってプレーする作品が多いが、本作は「1つのコントローラー=ハンドガン一丁」のみである。残弾数や敵を処理する順番を意識するなど、VRリズムゲームでありながら緊張感のあるプレーを楽しめる。

 本作の難易度は全3種類。難易度による違いは「敵の数が増える」「敵が固くなる(複数弾当てる必要がある)」「回復までのキル数が増える」といったもの。回復までのキル数はイージーだと数体で済むが、ハードだと10体以上倒さないといけないので1発の重みが段違いである。

 オプションは、ダメージを連続でくらってもゲームオーバーにならない「NO FAIL」やリロードの必要がなくなる「INFINITE AMMO」、二丁拳銃持ちになる「DUAL WIELD」などのモードを用意。慣れない内は遊びやすい設定に変更して、徐々に腕前を磨いていくのも良いかもしれない。

 また、アタッシュケースでは銃のデザインを変更できる。銃のデザインは9種類。銃の見た目によって性能は変わらないので、好きな外装と色でゲームをプレーしてみよう。

 Pistol Whipは、リズムゲームの爽快さとシューティングの緊張感が上手く組み合わさっている作品だ。ノンストップで次々と現れる敵に対して、ハンドガン一丁で迎え撃つといったシチュエーションはまさに映画のようだ。シューティングゲームが好きな人や一味違ったリズムゲームをプレーしてみたいという人にオススメしたい。

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