Packard氏が取締役会から退任し
ついにHPから創業者がいなくなる
結局Young氏は1992年10月にCEO職を辞任。後任にはLewis E.Platt氏が就いた。Platt氏はもともとMedical Product Divisionのエンジニアとして入社、その後Computer Systems Organization(CSO)に移り、1990年にはここのトップになる。
画像の出典は、HPの1994年Annual Report(年次報告)
CSOというのは、いわゆるDivisionとは違う組織のようで、Divisionがいわゆる縦割りだとすれば、CSOは複数のDivisionをまたがるような組織に近かったようだ。
ここは特に法人向けに、単にマシンを売るだけではなく、ソリューションを提供するという部隊であり、コンピューター部門の稼ぎ頭としても良い部隊だったと思われる。
Platt氏が就任した翌年の1993年、Packard氏もついに取締役会から退任する。これに先んじてHewlett氏は1987年に引退しており、こうしてついにHPから創業者がいなくなったことになる。これを待って、Platt氏はHPを大幅に変えてゆく。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第878回
PC
もはや銅配線は限界? 3200Gイーサネット実現に立ちはだかる200GT/秒の壁 -
第877回
PC
「不良品ゼロ」と「水冷NG」の狭間で。ルネサスが明かした車載チップレットSoCのリアル -
第876回
PC
このままではメモリーが燃える! HBM4/5世代に向けた電力供給の限界と、Samsungが示すパッケージ協調設計の解 -
第875回
PC
1000A超のAIプロセッサーをどう動かすか? Googleが実践する垂直給電(VPD)の最前線 -
第874回
PC
AIの未来は「電力」で決まる? 巨大GPUを支える裏面給電とパッケージ革命 -
第873回
PC
「銅配線はまだ重要か? 答えはYesだ」 NVIDIA CEOジェンスンが語った2028年ロードマップとNVLink 8の衝撃 -
第872回
PC
NVIDIAのRubin UltraとKyber Rackの深層 プロトタイプから露見した設計刷新とNVLinkの物理的限界 -
第871回
PC
GTC 2026激震! 突如現れたGroq 3と消えたRubin CPX。NVIDIAの推論戦略を激変させたTSMCの逼迫とメモリー高騰 -
第870回
PC
スマホCPUの王者が挑む「脱・裏方」宣言。Arm初の自社販売チップAGI CPUは世界をどう変えるか? -
第869回
PC
半導体プロセスの新たな覇権! インテルのDNNプロセッサーはAMDやMetaを凌駕する配線密度と演算密度 -
第868回
PC
物理IPには真似できない4%の差はどこから生まれるか? RTL実装が解き放つDimensity 9500の真価 - この連載の一覧へ











