異なったスキルを装える10人の英雄どれを育てるか迷う楽しさも魅力

「Pagan Online」はサクっと気軽に遊べて奥深くもあるハクスラRPG

2019年10月05日 15時00分更新

文● 市川/ASCII

Mad Head Gamesが開発、Wargaming.netが販売した「Pagan Online」は、誰でも気軽に楽しめるPC向けハクスラアクションRPG

 Mad Head Gamesが開発、Wargaming.netが販売する「Pagan Online」は、ハック&スラッシュ(ハクスラ)を採用したPC向けアクションRPGだ。外見やスキルが異なる複数のキャラクター、育成の幅が広いスキルツリー、豊富な戦利品など、ハクスラの醍醐味を誰でも気軽に味わえるのが特長だ。価格は1999円で、SteamとWargaming.netストアで販売中。

 同社がこれまで手がけてきた「World of Tanks」や「World of Warships」などのミリタリー系とはまったく異なるジャンルだが、そんなPagan Onlineの魅力とは何なのか。今回、Pagan Onlineを試遊する機会を得たので、インプレッションを紹介しよう。

サクっと気軽に楽しめるカジュアルなハクスラゲー

ウェーブ形式のクエストはだいたい5分~10分で終了する。サクっと気軽にハクスラができる

 冒頭でも述べたが、Pagan Onlineは誰でも気軽に楽しめるのが特徴のハクスラアクションRPG。ウェーブ形式のクエストは約5分~10分程度で終わるため、サクっと探索し、サクっと敵と戦い、サクっと戦利品を獲得できる。どれぐらい気軽かを例えるならば、「ちょっくらハクスラでもしてくるか」と、近場の居酒屋へ行くようなものだろう。ガッツリ呑み食いするというよりも、軽く肴をつまみながらお酒をたしなむ感覚に近い(ただし個人差あり)。

拠点となる「パンテオン」は多人数型オンラインゲームでいうところの「ロビー」。戦闘準備やミッションの受注などができる

 拠点である「パンテオン」は、多人数型オンラインゲーム(MOおよびMMO)でいうところの「ロビー」だ。ここではミッションの受注をはじめ、装備の製造、アイテムの売買(10月2日執筆時点では売却のみ)・保管ができる。また、ミッションの受注時、ロビー内にいるプレーヤーおよびフレンドとセッションして共闘することも可能だ。

 もちろん各スポットに直接出向いて取引してもいいが、その場でサクっと取引したい場合は「UI(ユーザー・インターフェース)」を活用してもいいだろう。UIにある項目をクリックすれば、サクっとすぐにアクセスできる。面倒な移動を省略できるのでかなり便利だ。

クリック操作、WASD、ゲームパッドに対応。好きな操作方法でプレーできる

 Pagan Onlineは、従来のクリック操作にくわえ、「WASD」の操作を採用している。WASDとは、「私は(W)あなたのことが(A)好き(S)です(D)」の略ではなく、FPSやTPSゲームで採用しているメジャーな操作方法である。キーボードのWキーが「前進」、Sキーが「後退」、Aキーが「左移動」、Dキーが「右移動」で、エイム操作はマウスで行なう。また、ゲームパッドにも対応しているため、直感的な操作がしたいプレーヤーでも楽しめる。自分好みの操作方法で遊べるのが個人的にグッドだと感じた。

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