iPhone 11はアップルの主力機に
9月10日(現地時間)、アップルが「iPhone 11」や「第7世代iPad」、「Apple Watch Series 5」などの新製品を発表しました。
日本では真夜中に始まりますが、IFA開催中のドイツ・ベルリンでは19時開始ということもあり、同業者のライター陣と一緒にツッコミを入れながらライブ配信を楽しみました。
■iPhone XR後継の「iPhone 11」が主力機に
世界的なシェアではAndroidに押されがちなiPhoneですが、その中でもよく売れているとされるのがiPhone XRです。上位モデルであるiPhone XSの陰に隠れ、どうしても廉価版のイメージがありましたが、今年は後継機種「iPhone 11」がアップルの主力機に抜擢されました。
このネーミングからは、「iPhoneが欲しい人は、まずiPhone 11を手に取ってほしい」というアップルのメッセージを感じられます。iPhone XRの発表とは異なり、今回はまず最初にiPhone 11が紹介され、多くの時間が割かれました。
価格が下がったことも注目です。iPhone 11の価格は米国で699ドル、日本では7万4800円(税別、SIMフリー版)と、iPhone XRに比べて米国で50ドル、日本では1万円下がっています。為替の円高傾向も相まって日本での値下げ幅が大きいようです。
この値下げにより、「iPadとの2台持ち」がしやすくなると筆者は見ています。今回発表された第7世代iPadは、3万4800円からという低価格でありながらSmart Keyboardに対応したこともあり、手が届きやすくなりました。
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