今回は、ネットでも手軽に購入することができるタミヤの「手回し発電工作セット」を使って、車の燃費について楽しく学べるプログラムをご紹介します。
手回し発電機で電気をため、スイッチを入れるとためた電気の分だけ車が走ります。この仕組みを利用して、手回し発電機を同じ回数まわしたときにどのような工夫をすれば、より遠くまで走るようになるか、身近なものを使って自由に車を改造します。今回は、お家でも簡単に実験できるようにアレンジした内容をお届けしたいと思います!
車の燃費は、燃料(ガソリン、軽油など)の単位容量あたりの走行距離といわれています。ということは、同じエネルギーを与えたときにより遠くまで走る方がより燃費が良いということになります。
今回の実験では、“手回し発電機を10回回す”という同じエネルギーを与えたときに、どのような工夫をした車が最も遠くまで走るか比べることで、燃費の良い車の性質を調べていきます。
それでは、早速車にどのような工夫をすれば燃費を上げることができるのか実験していきましょう。
【準備するもの】
・タミヤ 手回し発電工作セット
※ネットからご購入いただくことができます。
・おもりとなるもの
・ビニールテープ
・紙、はさみ、セロテープ、油そのほかお家にあるもの

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