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スペック、冷却、ソフトウェアなどすべてがハイエンド

ALIENWARE史上最強、本気でゲームする人のための17.3型ゲーミングノートPC (1/2)

2019年07月14日 10時00分更新

文● 八尋/ASCII

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「ALIENWARE AREA-51m」

 デルのゲーミングブランド「ALIENWARE」から登場したゲーミングノートパソコン最上位機種の17.3型「ALIENWARE AREA-51m」。デスクトップCPUにGeForce RTX 20シリーズを搭載し、ほぼデスクトップパソコンと同等の性能を搭載。加えて、144Hz/G-Sync/Tobiiアイトラッキング テクノロジーなどが選択できるなど、ゲーミングデスクトップとゲーム向けディスプレーを用意するのと変わりないゲーム体験が可能な1台となっている。

 今回は、ALIENWARE AREA-51mの外観などについて紹介する。

屋内なら持ち運んで使える

 ALIENWARE AREA-51mは、ALIENWAREがスポンサードしているプロゲーミングチームにも提供されている、ガチでゲームをプレーする人のためのマシンだ。そのため、一番低価格なモデルでも、直販サイトでクーポンを利用して32万7889円(「NEW ALIENWARE AREA-51m フルカスタマイズ」の場合、7月12日現在)からと高額な分、ノートパソコンとしてはかなりなハイエンドに位置づけられる性能を持っている。ノートパソコンでゲームしたい人で、プロを目指す人やなんの不満もなくゲームを遊びたい人、実況配信をしたい人向けのマシンとなっている。

筐体は17.3型ということもありかなり大きいが、室内であれば問題なく持ち運べる

 筐体サイズは、およそ幅402.6×奥行319.14で、厚さは前面がおよそ27.65mm、背面が31.2mm、最高部が42mmとなっている。このサイズで重さは約3.87kgなのに加え、大き目のACアダプターが2つ必要なので、通常のリュックなどにいれて持ち運ぶのは難しい。しかし、部屋を移動して使う程度であれば問題ないので、リビングや寝室に持ち運んでのゲームプレーは可能だ。

なんとアダプターは2つ必要

 また、オプションで専用のバックパック「Dell Alienware 17 VindicatorバックパックV2.0」が購入できるため、外に持ち運んでゲームの練習をしたい、友人宅でも本機を持って行って遊びたいという人は、こちらを選択することをオススメする。

筐体は大きいがその分冷却も強力

カラーはルナライト(シルバーグレー)、ダークサイド オブ ザ ムーン(ダークグレー)の2色。筐体はシルバーグレーだが、落ち着いた色でRGBが映えるカラーだと感じる

 ALIENWARE AREA-51mは、同社が「レジェンドデザイン」と呼ぶデザインを採用している。ディスプレーを開いたときに、背面がかなり出っ張っているのが特徴。このデザインにより背面の排気口の1つ1つの直径が大きく、強力な排気が可能となっている。

背面が出っ張っている

 筐体の外骨格にはマグネシウム合金を採用し、シャーシ全体の重量を減らしながら堅牢性と高めている。これにより、パソコン内部に高性能な部品を収納するスペースを増やし、ハイエンドなスペックを実現しているというわけだ。

 また、冷却についてもかなりこだわっている。ALIENWARE AREA-51mは、底面と上部の通気口から冷たい空気を取り込み、後部と側面の通気口から排気するデュアルファン設計になっている(Core i7&GeForce RTX 2060搭載モデルは、側面の排気なし)。加えて、8mmと6mmの銅複合材ヒートパイプを搭載し、GPUやCPUなどの重要なコンポーネント間の熱を、効率的に循環する。

底面の吸気口もハニカム構造で1つ1つの直径が大きい

 実際に使っていると、さすがに負荷が高いゲームをプレーしているときはそれなりにファンの駆動音がするが、ハイスペックなゲーミングノートパソコンとしては静かなほうだ。また、ゲームプレーなど負荷が高いことをしていない限りは、ほとんどファンの駆動音は聞こえない。

 そのほか、「New Alienware Command Center」で冷却のパフォーマンスを変更したり、CPUやGPUの温度を確認できる。例えば、このゲームをプレーするとCPUとGPUの温度が高めになるので、サーマルをバランスからパフォーマンスに変更する、ゲームプレー中以外は静かに使いたいのであればバランスのまま使うといった感じだ。New Alienware Command Centerでは、RGBの色をカスタマイズしたり、ダウンロードしたゲームの情報を確認したりも可能となっている。

「New Alienware Command Center」で簡単にCPUやGPUの温度が確認できる

電源や冷却のカスタマイズも可能。「バランス」「パフォーマンス」などざっくり変更できるほか、細かくカスタマイズすることもできる

RGBライトの色もカスタマイズ可能。個人的にルナライトに合う紫に設定している

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