このページの本文へ

最新IoT&ガジェットニュース 第44回

Yプロセッサー搭載でiPad miniサイズなPC「GPD P2 Max」

2019年07月01日 17時30分更新

文● 金子麟太郎 編集●ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 GPD Technologyは、クラウドファンディングサイトIndiegogoで「GPD P2 Max」の出資を募るプロジェクトを実施している。

 GPD P2 Maxは、折り畳んだ状態でiPad mini 4と同等のサイズを実現したというWindows 10のUltrabook。

 GPD P2 Max2は、WQXGA(2560×1600ドット)解像度の8.9型液晶ディスプレーを搭載し、10点マルチタッチやスタイラスペンによる入力に対応する。

 電源ボタンは指紋認証センサー兼用で、すぐにロック解除できるという。充電は24WのUSB Power Delivery 2.0に対応し、30W出力が可能なアダプターが使えるとのこと。バッテリー駆動時間は約8~12時間。

 Indiegogoでは、上位モデルと下位モデル、日本語キーも選択でき、スペックが異なる。

 上位モデルのおもな仕様は、CPUはインテル第8世代のCore m3-8100Y、メモリーは16GB(LPDDR3 )、ストレージは512GB(M.2 NVMe SSD)を搭載。下位モデルでは、CPUがインテル Celeron 3965Y、メモリーは8GB、ストレージは256GB(M.2 NVMe SSD)を搭載する。

 インターフェースは共通で、USB×3(うち1ポートはType-C)、Micro HDMI、ネットワークは対応無線LANがIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、Bluetoothは4.2をサポートする。この他、200万画素のウェブカメラや音声入出力などを備える。

 製品が入手できる最小出資額はCeleron 3965Y搭載モデルが529ドル(約5万7000円)から、Core m3-8100Y搭載モデルが705ドルからで、出荷時期は2019年9月を予定している。

※本記事は、プロジェクトオーナーのプロジェクトが必ず成功することや、プロジェクトの品質、リターン内容を保証するものではありません。プロジェクト進行中に関するトラブル、返金要求、リターン返品要求はプロジェクトオーナーの責任のもと行なわれます。プロジェクト不成立時には製品が届かなかったり、返金が受けられないなどのリスクがあります。出資は自己責任でお願いします。

筆者紹介:金子 麟太郎

 14歳の頃から、パソコンやタブレットで作曲する。CD制作にも取り組むうちに、機械にも興味を持ち、2016年(20歳)からITに関連する企業を取材し、記事を執筆する活動を始める。


カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン