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T教授の「戦略的衝動買い」 第538回

“Myショートカット”を持ち歩ける「ワンボタン キーボード」を衝動買い

2019年07月03日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●南田/ASCII編集部

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組み立てが終わったらプログラミング
専用サイトで詳細を確認できるので安心

 ハードウェアの組み立て工作が終了すれば、次は、ワンボタン キーボードの機能を設定するためのプログラムの作成だ。まず最初はプログラムを書いて、ワンボタン キーボード側に転送するための開発環境作りだ。

 前述のとおり、最初にArduino社のウェブサイトから開発環境である「Arduino IDE」をダウンロードしてパソコンに導入する。筆者は「ThinkPad X390」用にWindows版のAuduino IDEをダウンロード、インストールした。

 ハードウェアの組み立てもプログラミングに関してもワンボタン キーボードの専用サイトに詳細がわかりやすく書かれているのでまったく不安はなかった。

Auduino IDEをダウンロードしてプログラム開発環境を作る。ウェブサイトで詳細を解説してくれているところをタブレットで参照しながらできるので極めてラクだ

「ThinkPad X390」でWindows 10を使用している筆者はWindows版の「Arduino IDE」をダウンロード

 導入後はArduino IDEを起動して、ワンボタン キーボードをmicroUSBケーブルで接続すると、基本的には自動的にArduino Leonardoを認識してくれる。Aurduino IDEのツールメニューからボードを確認すればすぐにわかる。また、シリアルポートのCOM7でArduino Leonardoがパソコンと接続されていると表示されるはずだ。

ワンボタン キーボードはパソコン上のArduino IDEで自動的に「Arduino Leonardo」として認識されている

ワンボタン キーボードはパソコン上のArduino IDEで自動的に「Arduino Leonardo」として認識されている

筆者の場合、ワンボタン キーボードはCOM7として認識されていた

筆者の場合、ワンボタン キーボードはCOM7として認識されていた

 後は、C言語に近いとも言われるAuduinoのプログラム言語でワンボタン キーボードの役目を設定して、microUSBケーブルで接続しているArduino Leonardo側に転送すると終了だ。ウェブサイト上には“制御キー名一覧”があるので、それぞれのキーやマルチキーを指定して、キースイッチが押されたときのワンボタン キーボードのふるまいをお好みで決めればよいだろう。

提供される制御キー名一覧。ここに列挙されたすべてのキーやその組み合わせを指定して、ワンボタン キーボードが押された時の意味付けをプログラムできる

提供される制御キー名一覧。ここに列挙されたすべてのキーやその組み合わせを指定して、ワンボタン キーボードが押された時の意味付けをプログラムできる

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