OEM用スピーカー受注好調、増産に向けインド工場の生産ライン拡大へ ~第2工場、第3工場の設立を計画~
オンキヨー株式会社
当社は、当社OEM事業の主要生産拠点となるインド工場において、好調に拡大する受注に対応し、昨年度比約3倍となる、月産50~60万台体制に向け、生産ラインを拡大してまいります。
インド工場生産ライン
年間生産台数推移
当社は2017年2月にインドのUNO MINDA GROUPとの間で合弁会社を設立、同年8月より本格的に量産を開始しております。車載用スピーカーを中心に当初計画を上回る受注を獲得するなど、順調に生産を拡大しており、現在では昨年度比2倍を超える月産35万~40万台の生産能力を持つまでに成長しております。また、MINDAグループの商品にも「Sound by Onkyo」のサブブランドを付与し、その音質の良さを訴求した高付加価値製品として販売を拡大しております。
スピーカー部品のうち音質に関する主要部品であるボイスコイルやコーン紙については、インド工場での内製化を進めることでさらなるコスト競争力及び品質の向上を図るとともに、依然好調な受注に対応すべく当初計画を前倒し、年内には月産50~60万台を目標として生産ラインの拡大を推進しております。さらに2020年以降第2工場、第3工場の設立を視野に入れ、増加する受注に対応し生産拡大を目指してまいります。
このように、当社グループでは、祖業であるスピーカー開発で培ってきた音に関する技術を活用し、OEM事業において 「Sound by Onkyo」 などサブブランド戦略を強化し事業を拡大しております。すでにホームAV機器の3倍以上の出荷台数を達成して、オンキヨーブランドの露出拡大を行っております。今後もあらゆる場面において高品位な“音”のソリューションの提供を続けるとともに、さらなるブランド向上を目指してまいります。
※グラフ中の台数はオンキヨー及びオンキヨーサブブランド製品に関するものです。B2B(OEM)事業の台数につきましてはサブブランドが付与されたもののみの出荷台数です。
以上