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東急、渋谷駅にオープンイノベーション施設「SOIL」を開設

 東京急行電鉄は6月18日、渋谷駅から徒歩1分の立地に、オープンイノベーション施設「SOIL(Shibuya Open Innovatio n Lab/通称ソイル)」を開設すると発表。開設は7月1日。

 開設目的は渋谷を中心にするグローバルイノベーション拠点の形成と、国内産業界のオープンイノベーションの加速。同施設はスタートアップ企業や大企業などの新しいサービス・プロダクトの社会実装にフォーカスする。鉄道会社が新たなサービスやプロダクトを市場に普及させる、社会実装に特化したオープンイノベーション施設を開設するのは日本初の取り組みだという。

 同施設は1フロア約360平方メートルに約100名を収容可能。コンセプトに合致したイノベーションエコシステムのキープレイヤーを対象に、投資家、スタートアップ企業、エンジニア、大手企業、官公庁、メディアなどが、イベントや勉強会などを開催できる。

 招待会員はSOILのオープンスペースを無料でミーティングなどに使用可能。最先端テクノロジーやイノベーションの情報を共有し、情報や資金はもちろん、人材などの流動性を高めることで、日本のイノベーションエコシステムの活性化を目指すという。招待会員以外のゲストも、イベントや勉強会の主催や参加が可能で、情報発信や知見の共有できる。

 渋谷区は、都内有数のスタートアップ企業の集積地として知られる。東急グループの「東急アクセラレートプログラム」や「SHIBUYAスタートアップ100」を筆頭に、スタートアップ企業を支援する取り組みも増えているという。同社は今後も、スタートアップ企業を中心としたさまざまな企業との事業を共創することで、多様化するニーズに対応し、街づくりに貢献するとのこと。

【SOIL(Shibuya Open Innovatio n Lab)概要】
・開設日:7月1日
・面積:364.83平方メートル(110.36坪)
・立地:東京都渋谷区渋谷1丁目13番9号 渋谷たくぎんビル7階(渋谷駅11番出口から宮益坂方面に徒歩1分)
・用途:イベント、カンファレンス、発表会、勉強会、取材、ミーティングなど
・収容人数:約100名(イベント開催時)
・営業時間:平日10時〜19時
・会員:招待会員はオープンスペースの通常利用(ミーティングなど)、イベントや勉強会の主催・参加/そのほか(ゲスト)はイベントや勉強会の主催・参加

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