どんどん猫が減ったのは寂しいが
地域猫としては理想に近い
同時期の猫に、キャリングバッグを持って行くとその中に自分から入って寝ちゃう猫もいて、姉妹だったので、写真からだとどっちがどっちか見分けが付かないのだが、1匹は公園によく通っていたおねえさんが気に入ってのちに引き取られることになる。
古参猫はすでに年をとっていたこともあり、のんびりしてる。公園内唯一の長毛種で非常に写真映えするのだけど一向に懐いてくれなかった「もっぷ」は、見た目に反してもう老猫で、この写真を撮った10年後くらいに、そろそろ寿命だろうから看取って上げたいという猫ボランティアのおばさまが引き取り、その後亡くなった。
このがっしりしたキジトラは比較的あとからどこからともなく現れた猫で、もう名前をつけるのがめんどくさくなったのか「ごんべ」と呼ばれていた(名無しの権兵衛からとったそうな)。見るからに頑丈そうな恰幅のよい猫だったが、その数年後に病気で亡くなったのが発見される。それはちょっとびっくりした。
さて、2004年に出会ったベンチの上にいた3匹のうちの1匹(だと思う)は子供を産んだのちに避妊手術を受けたため、それ以上は増えず。立派な膝猫となり、子供らより長生きしたものの、数年前に亡くなったそうだ。
わたしも全部を把握しているわけではないが、一番多いときは10匹以上いた地域猫たちも、そんなこんなで病気や交通事故で亡くなったり里親に引き取られたりして徐々に減っていき、最後まで残ったのがこの2匹。パンダとチロだ。チロのその後は前回書いた通り。数年前に引き取られて今は元気に室内猫として生きている。
猫たちが減ってしまったこともあり、数年ほどお邪魔してなかったのだが、先日訪れてみたところ、別の方がボランティアとして通っており、パンダと別の1匹が健在だった。
この2匹が最後になるだろう。地域猫の理想は、猫に避妊手術をし、ボランティアや地域の人が責任を持って里親が現れるか亡くなるまで世話、最終的に飼い主のいない猫がいなくなることであるから、地域猫としては理想的な終焉を迎えつつあるといっていいんじゃないかと思う。
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老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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