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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第615回

猫がいっぱいいた、とある公園の15年間を写真で振り返る

2019年06月21日 10時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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岩の上で寛いでいるところを常連さんに撫でられてるの図。2009年2月 ニコン D90

「チロ」がいた公園は
15年間でどう変化したのか?

 さて、前回紹介した「チロ」がいた公園の話。はじめて訪れたのは……今、古い猫写真を探索したところによると、2004年のことのようだ。サイクリングの帰り、公園で休憩しようと立ち寄ったら、テーブルをわが物顔で占領してた猫がいたのである。

公園の片隅で猫が仲良く毛繕いしてるのを見て思わず撮ったカット。もう15年も前のことで、カメラはコニカミノルタのDiMAGE Z2。懐かしすぎる。2004年4月 コニカミノルタ DiMAGE Z2

 5匹ほどいたが、うち3匹はどうやら親子らしく、見分けが全然つかないのであった。

3匹揃って毛繕いの図。ちなみに、うちにいる「かふか」もこれらの猫と血縁関係にあるそうな。2004年11月 ニコン D100

 やがてその広い公園の一角で猫ボランティアの方がきちんと世話をしており、毎日ほぼ決まった時間にやってきて、集まった猫に餌をあげ、食べ終わるまで待って、食器を水洗いしてきれいにして決して置き餌などはせず、猫が懐いたら捕獲器を使って捉えて避妊手術を行い、手術をした猫は耳にピアスをする(ピアスはすぐ外れてしまうということで、今は耳をV字にカットしている)、病気になったら獣医さんに連れて行く、餌の差し入れなどは随時募集中という話などを知る。

仲良しの2匹。手前の子は耳のピアスがよくわかる。こののち、ピアスが取れちゃった。奥にいるのが「にーに」、手前のが「ねーね」(だった気がするが自信ない)。2006年5月 キヤノン Powershot S3 IS

 やがてボランティアのおばさまや猫と戯れにくる常連さんと仲良くなり、マメに通うようになった。昔からこのあたりに住みついていた猫と最近(といっても、2004~2007年頃の話)新たにやってきた猫がおり、人なつこいのはもっぱら新しい方の猫たちである(冒頭写真)。

石のテーブルの上に5匹のっかってて壮観。手前の2匹と奥の3匹がそれぞれ兄弟だった気がする。2007年1月 ニコン COOLPIX S10

 そのうち2匹ほど「膝猫」がいた。人がちょこんと座ると膝に乗ってくる猫である。にーにはその後、里親に引き取られ、引き取った方が亡くなってしまい、また公園に戻されそうになったのだが、わたしの友人が気に入って引き取ってくれ、今は都内某所で悠々自適な生活を送っている。

にーには猫より人が好きで、よく誰かしらの膝に乗っていた。この少し後、里親が見つかる。2008年5月 ニコン D300

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