カオナビ、スタートアップを支援する新プロジェクト開始
日本企業のマネジメント革新を目指す「カオナビ NEXT FUND」
カオナビは6月6日、新しいサービスや技術を持つスタートアップ企業の支援として「カオナビ NEXT FUND」を開始したと発表。
プロジェクトでは、事業推進に必要な資金を提供したり、同社が培ってきたマーケティングや事業開発などのノウハウを共有したりする。対象は同社の人材マネジメントシステム事業とのシナジーが期待される事業や、対象事業に関わる人・関わりたい人。
近年、労働生産性の低さと、その背景にある旧態依然としたマネジメントが課題となっている。同社はスタートアップと連携を進めることで、日本企業のマネジメントを革新したいという。次世代のサービスを展開する起業家を応援したい思いも込めたとする。
同社の執行役員CFO経営戦略室長で、プロジェクトの推進責任者である橋本公隆氏は「当社は『マネジメントが変わる新たなプラットフォームを。』というビジョンのもと、人材マネジメントを変革させるプラットフォームを提供することで、業務効率化、生産性向上、離職防止などの企業課題を解決していくことを目指しています。今回、『カオナビ NEXT FUND』を開始することで、マネジメントの革新が期待される新事業に対して出資を行ない、当社が保有する知見やネットワークを積極的に提供することで多層的なサポートを実施していきます。新しいサービスや技術を核にマネジメントの新しい世界を創出し、日本企業の働き方改革の推進と競争力強化にさらに貢献していきたいと考えています」と述べている。