今回レビューする端末は、グーグルの「Google Pixel 3a」。昨年日本初上陸となった「Google Pixel」シリーズの新モデルで、本体素材やCPUを変更し、価格を「Pixel 3/3 XL」の半分ほどに抑えた廉価版モデルという位置づけだ。キャリアでは、ソフトバンクが現在発売中で、ドコモも6月7日から発売。なお、ドコモからはPixel 3a XLは販売されず、ソフトバンクのみが取り扱う。
カラーは、ドコモが「Clearly White」「Just Black」の2色、ソフトバンクはそこに「Purple-ish」を加えた3色を展開。グーグルストアでの価格は、Pixel 3aが4万8600円(税込価格、以下同)、Pixel 3a XLが6万円。ドコモは4万6656円(Pixel 3a)。ソフトバンクは、Pixel 3aが5万7120円、Pixel 3a XLが6万7680円となっている。
今回、Pixel 3aを数日間使ってみた感想をレポートする。
本体素材はガラスからポリカーボネートに
まずは本体から。サイズはPixel 3とわずかに異なり、縦が約6mm、幅が約2mmほど大きくなった。とはいえ、本体幅はちょうどよく、持ちやすい。画面上端も指を伸ばせば届くので、片手でも操作できるだろう。
Pixel 3からのデザイン面での大きな変更点は2つ。まず、本体上部に新たにイヤホンジャックを搭載。手持ちのイヤホンをそのまま使用できる。Pixel 3aに専用のイヤホンは同梱しない。
また、本体素材がガラス素材からポリカーボネートに変更された。価格を抑えるための変更と思われるが、決してチープな感じはしない。背面上部を除いたマット調のコーティングは引き継がれているため、手触り、フィット感の良さもそのままだ。
筆者は昨年この連載で前モデルの「Pixel 3」をレビューしているのだが、持ちやすさやフィット感などPixel 3aを手に持った印象はPixel 3と変わらない。サイズや素材の違いはあるが、その差はわずかであり、Pixel 3と並べて見ないとわからない程度だろう。
この連載の記事
-
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる - この連載の一覧へ