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さとうなおきの「週刊アジュール」第94回

Build 2019特別号外

スコット・ガスリーがBuild基調講演で紹介したAzure新機能まとめ

2019年05月07日 08時30分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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 こんにちは、さとうなおきです。米国時間2019年5月6日に、Microsoftの年次カンファレンス「Microsoft Build 2019」が開催され、Satya NadellaによるVision Keynote、Scott GuthrieらによるTechnology Keynoteが行われました。Build 2019に合わせて、Azureに関連するアップデートが多数公開されています。

 今回の「週刊アジュール」では、Build 2019特別号外として、Scott GuthrieによるTechnology Keynote「Microsoft Azure: Empowering Every Developer」で紹介されたAzureに関連するアップデートを紹介していきます。

Build 2019の情報はここをチェック

 Build 2019には、オンラインでも参加できます。Vision Keynote、Technology Keynoteは、オンデマンドで視聴可能です。ブレークアウトセッションのビデオやスライドも、順次公開される予定です。

 Build 2019での発表の全体感を掴みたい方は、Storiesのまとめ、Book of News、ブログポスト、プレスリリース、Azureサイトのまとめをご覧ください。

Scott GuthrieによるTechnology Keynote「Microsoft Azure: Empowering Every Developer」

Azure DevOps:Azure PipelinesのCI/CD統合パイプライン、Kubernetes統合

 Azure DevOpsは、Azure Pipelines(CI/CDパイプライン)、Azure Boards(作業追跡ツール)、Azure Artifacts(パッケージ生成/共有)、Azure Repos(プライベートGitリポジトリ)、Azure Test Plans(テストソリューション)で構成される、開発チーム向けのサービスです。

 Azure Pipelinesの次の新機能が発表されました。

  • YAMLで定義されたCI/CDの統合パイプライン
  • Kubernetes統合(Azure Kubernetes Service (AKS)、他のKubernetes環境)
Azure DevOpsの新機能

 Donovan Brownによるデモでは、GitHubリポジトリに対して、Azure Pipelinesを使ったAzure Kubernetes Service (AKS) にデプロイするCI/CDパイプラインを作成するデモが紹介されました。

Donovan BrownによるAzure DevOpsのデモ

GitHub:認証連携、Visual Studioサブスクリプション

 GitHubの認証に関する発表もありました。

  • GitHub Enterpriseが、Azure Active Directory認証をサポート
  • Azure、Azure DevOpsが、GitHubアカウントによる認証をサポート
GitHub Enterpriseが、Azure Active Directory認証をサポート
Azure、Azure DevOpsが、GitHubアカウントによる認証をサポート

 Visual StudioサブスクリプションとGitHub Enterpriseの両方を合わせて、より低価格で購入できるようになりました。

Visual StudioサブスクリプションとGitHub Enterprise

Azure App Service:無料レベル、VNet統合

 Azure App Serviceは、ウェブアプリ、ウェブAPI、モバイルバックエンドをホストするためサービスです。

 Azure App Service on Linuxで、次の発表がありました。

  • 無期限の無料レベルを提供
  • Standard/Premiumレベルで、Azure Virtual Network(VNet)統合をサポート

Azure Functions:Azure API Management統合、Premiumプラン、PowerShellサポート

 Azure Functionsは、サーバーレスアーキテクチャのFaaS(関数サービス)です。

 Azure Functionsで、次の発表がありました。

Azure App Service on Linuxの新機能

Azure Kubernetes Service (AKS):仮想ノード、KEDA

 Azure Kubernetes Service (AKS)は、マネージドKubernetesサービスです。

 Azure Kubernetes Service (AKS)で、次の発表がありました。

  • 仮想ノード(GA)
  • Kubernetesベースのイベント駆動型自動スケーリング(KEDA)をオープンソース公開

 詳細は、次のページをご覧ください。

Azure Kubernetes Service (AKS)の仮想ノード
Kubernetesベースのイベント駆動型自動スケーリング(KEDA)

Azure Cognitive Services:決定カテゴリ、Personalizer、Ink Recognizer、Form Recognizer、会話書き起こし

 Azure Cognitive Servicesは、画像認識、音声認識、自然言語処理といった、AIを活用したAPIサービスです。

 Azure Cognitive Servicesで、前回の記事で紹介済みの次の発表がありました。

  • Azure Cognitive Servicesのカテゴリとして、新たに「決定」(Decision)を追加
  • 決定カテゴリのサービスとして、既存のContent Moderator、Anomaly Detector(プレビュー)に加えて、新たに、強化学習ベースのパーソナライズを可能にする「Personalizer」を追加(プレビュー)
  • 視覚カテゴリの新サービスとして、デジタルインクの認識を行う「Ink Recognizer」、ドキュメントからのデータ抽出を行う「Form Recognizer」を追加(プレビュー)
  • 視覚カテゴリのComputer Visionで、Read APIがGAに
  • 音声カテゴリのSpeech Servicesで、会話書き起こし機能がプレビューに

 詳細は、次のページをご覧ください。

Azure Cognitive Servicesの新機能
Azure Cognitive ServicesのForm Recognizer

 Azure Searchは、フルテキスト検索サービスです。

 前回の記事で紹介済みですが、Azure SearchのCognitive Search(コグニティブ検索)機能がGAになりました。

Azure SearchのCognitive SearchがGA

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