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さとうなおきの「週刊アジュール」第92回

Spark + AI SummitでのAzure ML、Databricksのアップデート

Azure Virtual NetworkのIPv6サポートがパブリックプレビューに

2019年05月06日 11時00分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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 こんにちは、さとうなおきです。「週刊アジュール」では、2019年4月21日~2019年4月27日の1週間に発表されたMicrosoft Azureの新機能から、筆者の独断と偏見で選んだトピックについて紹介していきます。

Azure Machine Learning:MLflow

 Azure Machine Learning(Azure ML)は、機械学習の開発と実行のためのプラットフォームを提供します。Azure Machine Learningには、Azure Machine Learning StudioAzure Machine Learningサービスという2つのサービスがあります。

 4月23日~25日に米国サンフランシスコで開催されたDatabricks社主催の「Spark + AI Summit 2019」カンファレンスで、Microsoftが、オープンソースのMLflowプロジェクトに貢献し、Azure Machine LearningサービスがMLflowをサポートする予定であることが発表されました。MLflowは、機械学習のライフサイクルを管理するプラットフォームです。

Azure Databricks:マネージドMLflow、.NET for Apache Spark

 Azure Databricksは、Apache Sparkベースの分析プラットフォームのサービスです。

 「Spark + AI Summit 2019」カンファレンスで、Azure Databricks上のマネージドMLflowがGAになったこと、このマネージドMLflowが機械学習ライフサイクル管理のためにAzure Machine Learningサービスを使う予定であることが発表されました。

 Sparkの.NETバインディングである、オープンソースの「.NET for Apache Spark」が発表されました。

Azure Cognitive Services:Cognitive Services on Spark

 Azure Cognitive Servicesは、画像認識、音声認識、自然言語処理といった、AIを活用したAPIサービスです。

 「Spark + AI Summit 2019」カンファレンスで、「Cognitive Services on Spark」が発表されました。「Cognitive Services on Spark」は、Spark上でAzure Cognitive Servicesを大規模に連携できるようにするものです。Azure Databricks、SQL Server内のSpark、Azure Kubernetes Service上のSparkクラスターなどの、Spark 2.4クラスターと互換性があります。PySpark、Scala、Java、R(ベータ)のバインディングが提供されます。

Azure Cost Management:従量課金制サブスクリプション

 Azure Cost Managementは、マルチクラウド環境での使用料金の管理、監視、最適化のためのサービスです。

 2月に、Azure Cost Managementが、EA(エンタープライズ契約)のAzureサブスクリプションでGA(一般提供)に、従量課金制のAzureサブスクリプションでプレビューになっていました

 今回、Azure Cost Managementが、従量課金制のAzureサブスクリプションでGAになりました。

 従量課金制のAzureサブスクリプションでは、Azure Portalで使用量データのCSVファイルをダウンロードできるようになりました。

Azure Cost Managementによるコスト分析

Azure Resource Graph:リソース変更履歴API

 Azure Resource Graphは、Azure Portal、Azure CLI、Azure PowerShellで、Azureリソースをクエリする機能です。Azure Resource Graphは、現在プレビュー中です。

 Azure Resource Graphで、(Azure Resource Managerが管理する)Azureリソースの変更履歴を取得するAPIが、プレビューになりました。

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