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業界人の《ことば》から 第341回

5年で2000人確保 日本へのコミットを加速させるセールスフォース

2019年05月06日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII

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今回のことば

「初心を忘れず、令和の時代が美しい社会になることに向けて努力をしたい。セールスフォース・ドットコムにとっても、日本における新たなチャプターがスタートする。その象徴がSalesforce Tower Tokyoになる」(米セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフ会長兼共同CEO)

 米セールスフォース・ドットコムは、1999年3月にサンフランシスコの小さなアパートメントで創業してから、今年で20年目の節目を迎えた。

 先頃、この20周年を祝う「Salesforce創業20周年スペシャルイベント」が日本においても、東京・有楽町の東京会館で開催された。社員、パートナー、コミュニティー、顧客企業など1000人以上が参加。

 イベントにあわせて来日した、創業者であるマーク・ベニオフ会長兼共同CEOは「ここにいる人たちが、会社の成長に大きな貢献をしてくれている。セースルフォースは単なる一企業ではない。社員、顧客、パートナー、トレイルブレーザーは家族である。我々は、同じ価値でつながっている」と語った。

 挨拶のなかで、ベニオフ会長兼共同CEOは「オハナ」という言葉を何度も使った。オハナは、ハワイ語で「家族」という意味。毎年、米サンフランシスコで開催されている同社の年次イベント「Dreamforce」では、自らのオープニングキーノートで、ハワイ民謡の演奏から始めるのが恒例であったように、ハワイを愛するベニオフ会長兼CEOが好んで使う言葉だ。

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