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業界人の《ことば》から 第341回

5年で2000人確保 日本へのコミットを加速させるセールスフォース

2019年05月06日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII

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2000人の増員とSalesforce Tower Tokyoの稼働

 具体的な取り組みとして「現在1500人の社員を、2024年までの5年間で最大2000人増やし、3500人にまで拡大する。それを支える拠点として、Salesforce Towerを東京・大手町の日本生命丸の内ガーデンタワーに開設する」と発表した。

 日本生命丸の内ガーデンタワーは、2014年に竣工した22階建ての建物で、和田倉濠に面し、皇居の眺望が一望できる。現在、三井物産本社が入居しているが、同ビルの全オフィスゾーンを同社が借り受け、Salesforce Tower Tokyoとして、2021年下期から稼働。社員の増員に対応するとともに、国内事業のデジタルトランスフォーメーションを加速するための拠点にするという。

和田倉濠に面し、皇居の眺望が一望できる日本生命丸の内ガーデンタワー

 小出会長兼社長は「Salesforce Towerは世界で8番目、アジアでは初となる。一方で増員によってセールス、サービス、アライアンスといった戦略的部門に人員を配置することになる。一部には、本社機能が地方に行ってしまうのではないかと心配していた社員もいるが、その心配がなくなった」と、ジョークを交えながら新たな本社を紹介した。

Salesforce Tower Tokyoは新チャプターの象徴

 ベニオフ会長兼共同CEOは「19年前には恵比寿ビジネスタワーで創業し、15席しかないオフィスで、社員3人でスタートした」としながら、「新たなオフィスは皇居に面している。皇居は、日本のエネルギー、バイタリティー、カルチャーの象徴である。

 新たな元号が発表され、『令和』という元号は日本が持つすばらしい可能性がシンボライズされたものになった。平和や調和を指しており、私たちはビジネスを通してこれを実践し、日本全国に届けていきたい。初心を忘れず、令和の時代が美しい社会となることに向けて努力したい」とする。

 そして「セールスフォース・ドットコムは、日本の人たちを信じている。日本の文化を信じている。歴史を信じている。社員やパートナー、顧客、コミュニティーを信じている。そして、日本はすばらしい可能性を持っており、日本における新たなチャプターがスタートする。その象徴がSalesforce Tower Tokyoである」と位置づけた。

2021年下期からSalesforce Tower Tokyoとして稼働する

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