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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第606回

富士フィルムのミラーレス一眼「X-T30」を持って外猫を撮りに行く!

2019年04月13日 10時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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高速AFと超高速連写の両方を
上位モデルから受け継いでる

 別のキジトラとも遭遇。こちらは日陰だったのでISO感度を上げて。さっきのキジトラとすごく似てるので血縁関係にあるんだろう。この公園で増えちゃったんだろなと思う。でも、どちらの猫も耳の先がV字カットされてたので(これは去勢済みである印)、無闇に増えることもなかろう。

食べ物をくれるなら近寄ってやるけど、そうじゃないならお呼びじゃないよ、という顔のキジトラ。わたしがしゃがんだら近寄ってきたけど、何ももらえないとわかったらきびすを返してこの顔。2019年3月 富士フイルム X-T30

 さて、先ほど猫は子供が苦手って話をしたわけだが、これは一般論。とある場所で、シートの上でごろんと転がってくつろいでたミケ系の老猫がいた。近所の人によるともうかなりの高齢らしい。そこに小学生くらいの女の子二人がそーっと近づいてきたのである。

 子供が「猫だ~」と走ってくると猫はびっくりするけど、逃げないかな逃げないかな触っても大丈夫かなと忍び足でゆっくり近寄れば平気だったりするのだ。しかも老猫だし。猫が逃げないことがわかり、こわごわ、でもうれしそうに撫でてたのでそっと1枚。

子供ふたりに撫でられてる老猫。いやがるでもなく、素直に触られてました。見た目はよれよれだけど、元気です。2019年3月 富士フイルム X-T30

 話をX-T30に戻そう。X-T30は上位機種のX-T3がウリにしている高速AFと超高速連写の両方を受け継いでる。電子シャッターを使えば最高で秒30コマ。自動追尾AFもそれなりに優秀なので(前回取り上げたα6400にはさすがに負けるけど)、歩いてくる猫を連写してもOKだ。これはよし。

遠くに猫がいたのでカメラを構えたらこっちへ歩いてくるものだから慌ててAF-Cモードにして連写にして撮影。ちゃんと顔にピントが来てる。2019年3月 富士フイルム X-T30

 今回最後の1枚も連写もの。望遠レンズで猫の毛繕いを連写して一番いい瞬間を選んでみた。

毛繕い中を望遠で。舌がいい感じに見えている瞬間をセレクト。2019年3月 富士フイルム X-T30

 この猫、こっちが近寄ると逃げるのに、しゃがんでじっとしてると寄ってくるというとても猫らしい猫なのだった。

 かくしてX-T30は動作がきびきびしてて速い、シャッタースピードやISO感度という猫撮りに重要な設定をさっと変えられる、AFが速くて連写も得意、モニタ-がチルトするので猫目線撮影もしやすい、というなかなか良い猫撮りデジタル一眼なのだった。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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