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13.3型ディスプレーを11型級のコンパクトなボディーに搭載する「New XPS 13」の使い勝手をチェック

長時間駆動でモバイルに最適、使い勝手のよい液晶&キーボードも魅力の13.3型ノートPC (2/2)

2019年04月10日 07時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●八尋/ASCII

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予算に余裕があるなら、4Kタッチディスプレーの選択がオススメ

写真のディテールを確認するときなどにタッチ対応ディスプレーは重宝する

 New XPS 13には、フルHDと4Kの2種類のディスプレーが用意されており、4Kディスプレーのみタッチ操作に対応している。文書や画像を拡大縮小できるのも便利だが、ちょっとした注釈であれば指でささっと書き込めるので実にお手軽だ。使い勝手がまったく変わるので、予算が許せばタッチ対応4Kディスプレーモデルを選ぶことをオススメする。

 今回のNew XPS 13の借用機に搭載されている13.3型4K Ultra HD InfinityEdgeタッチディスプレーは、輝度が400cd/平方m、色域がsRGBカバー率100%、コントラスト比が1500:1と、モバイルノート用としてはハイクオリティーだ。またパネルはIPS液晶なので視野角も広い。複数人で、撮影した写真や動画をチェックしたり、映画やミュージックビデオを鑑賞する際に十二分に活躍してくれるはずだ。

IPS液晶パネルは構造上、視野角が広いという特性を備えている。斜めから見ても、一定の輝度、階調が保たれる

8時間以上駆動するモバイルに最適な1台

 モバイルノートPCの使い勝手においてバッテリー駆動時間は重要なポイント。そこで今回ディスプレーの輝度を最大に設定して、バッテリー残量3パーセントまでの動作時間をベンチマークソフト「BBench」で計測してみた。結果は、8時間33分23秒と非常に優秀な成績を記録した。ディスプレー輝度を下げれば、軽く10時間を超えてくるだろう。

今回ベンチマークソフト「BBench」で、「キーストローク出力 」と「Web巡回」を有効にした状態でバッテリー駆動時間を計測した

 New XPS 13のレビューは次回で最終回。最新の第8世代(Whiskey Lake)プロセッサー「Core i7-8565U」を搭載するNew XPS 13が、どの程度のパフォーマンスを発揮するのか迫っていく。

試用機の主なスペック
機種名 New XPS 13 プラチナ・4Kタッチパネル
CPU Core i7-8565U(1.8~4.6GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス620
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
ディスプレー 13.3型(3840×2160ドット)
内蔵ドライブ
通信規格 IEEE 802.11ac/n/a/g/b)、Bluetooth 4.1
インターフェース Thunderbolt 3端子×2、USB 3.1(Type-C)端子×1、microSDカードリーダー、マイク入力/ヘッドフォン出力端子
サイズ およそ幅302×奥行199×高さ7.8~11.6mm/約1.23kg
カラー プラチナシルバー&ブラック、ローズゴールド&アークティックホワイト、フロスト&アークティックホワイト
OS Windows 10 Home(64bit)
デル株式会社

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