このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

ノートPCではメリハリの効いたディスプレーに迫力のあるスピーカー内蔵

使い方多様なデル2 in 1 15.6型ノートPC、ペン入力でメモやお絵かきも! (1/3)

2019年03月20日 07時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

デルの「New Inspiron 15 5000 2-in-1」

 デルから15.6型2-in-1ノートパソコンの新製品「New Inspiron 15 5000 2-in-1」が登場した。360度回転するヒンジを搭載しており、4つのスタイルに変形して使用できるほか、スタイラス(デルアクティブペン)にも対応。手書きメモやお絵描きなどに使用もできる。今回、New Inspiron 15 5000 2-in-1の実機を試せたので、外観や使い勝手、パフォーマンスなどを2回にわたって紹介していこう。

4スタイルに切り替えられる2-in-1

本体背面。一般的なノートPCとあまり変わらないように見えるが、360度回転するヒンジが搭載されている

 New Inspiron 15 5000 2-in-1は、名前のとおりノートパソコンとしてもタブレットとしても使える2-in-1タイプに分類されるノートパソコンだ。360度回転するヒンジ機構により、ディスプレーの角度を調節することで、全部で4つのモードに切り替えて使用できる。

 「ノートブック」は通常のクラムシェルノート風に使えるモード。キーボードやタッチパッドを使って文書を作成する際に便利なスタイルだ。ディスプレーの角度調節の自由度が高いため、出先で膝の上に乗せて作業する場合も画面が見やすい。また、机上で180度にパタンと開くこともできるため、対面相手と一緒に画面を見ながら打ち合わせするような場合にも活躍する。

 「タブレット」は、ヒンジを360度回転して本体の天面と底面をくっつけた状態になるモードで、タッチ操作やペン操作に適している。本体の重量が2kg程度あるため、長時間片手に持って使うのは正直辛いが、最厚部が19.95mmとスリムなためホールド感は悪くない。また、横位置にして両手で持つ場合、背面のキーボードに指がかかりにくいのも好印象。一般的なピュアタブレットに比べると画面サイズが大きいため、電子コミックスや電子雑誌などはとても読みやすく感じた。

タブレットモードに変形したところ。画面サイズが大きいためコンテンツが見やすいのはうれしいポイント

 このほか、ディスプレーの角度を変えれば、写真のスライドショーや動画鑑賞に向いた「スタンド」や、狭い場所に置いて動画鑑賞する場合に便利な「テント」モードなどにすることもできる。

 いずれのモードでもタッチパネル機能は有効で、指やスタイラスペンなどで操作可能だ。なお、オプションで用意されているアクティブペンは、単体販売されていない「PN338M」となる。1024段階の筆圧検知機能に対応しており、メモ取りやスケッチなどには十分すぎる性能を持つが、微妙な濃淡の描き分けなどは若干しにくい印象。

オプションで用意されているアクティブペン。1024段階の筆圧検知に対応している

 本格的なイラスト作成やフォトレタッチなどに活用したいのであれば、別売の「Dellプレミアム アクティブペン(PN579X)」を購入した方がよいだろう。こちらは4096段階の筆圧検知のほか傾き検知にも対応するため、より繊細な表現が可能だ。

前へ 1 2 3 次へ

ASCII.jpおすすめパック
製品ラインナップ
インテルバナー