多種多様で魅力的なガジェットをリリースするソニー。そんなソニー製品をXperiaを中心に、ITライターのジャイアン鈴木氏がレビューします。今回はソニーのウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」を紹介します。
「バーイシクル!」……自転車乗っていますか? 暖かくなってきて、でも暑すぎず、春は自転車に絶好の季節。お気に入りの音楽を聴きながら足を回せば、どこまでも走れそうです。でもイヤフォンで耳を完全に塞いで自転車に乗ることは厳禁(都道府県ごとにルールが異なります)。そこで今回ご紹介したいのがウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」です。
本製品は肩に乗せるだけで音楽などを楽しめるウェアラブルネックスピーカー。送信機をテレビやラジオなどに接続すれば、直線見通し約30mの離れた場所でもサウンドを再生できます。元々は大きな音を出しにくい時間帯や環境でも大ボリュームでサウンドを聴いたり、テレビやラジオから離れた場所で家事などをしながらでも快適に聞き取るためのアイテムです。
本製品は本来送信機とセットで使う製品ですが、実は「専用オーディオケーブル」を使うことで3.5mmステレオミニジャックを備える製品と接続可能です。もちろんスマートフォンも例外ではありません。
SRS-WS1とXperia XZ2(もちろんほかのスマホでもOK)の組み合わせによる「自転車音楽体験」は控えめに言ってもサイコーです。首と肩に乗せているだけなので耳穴が痛くなることはないですし、パッシブラジエーターが振動するので大ボリュームでなくても低音の迫力を楽しめます。
ただし、あまりにも大ボリュームだとやはり周囲の音が聞き取りづらくなりますし(これが一番問題)、同じペースで走っている自転車がいる場合には「音ハラ」となりかねません。「珍音族」的な言葉が世間で定義されないように、節度ある利用を心がけたいものです。
皆様、スマホ、音楽、自転車はマナーとルールに配慮してお楽しみください。すっかりSRS-WS1がほしくなりましたが、ワタシはBluetooth対応版が発売されたら購入することにいたします!
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