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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第138回

「Tommy3 Plus」は1万円台でDSDV対応! 2台目としてならアリ!?

2019年03月16日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII編集部

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エントリーモデルながらDSDV対応はうれしい

 背面のカバーは、プラスチック製でさらりとした手触り。ただし、カラーによっては光沢が強く、メタリック調だったり、ガラスっぽく見えたりするので、しっかり見比べて選ぶのが得策だ。

筆者が試用したブラックは、つや消し仕上げで、滑りにくく、指紋も付きにくい。背面のエッジ部は丸みを帯びており、手になじみやすい

最近のスマホの中では、コンパクトで軽い印象

カラバリは、左からブラック、ミラー、ブリーン、チェリー・レッド。ブリーンは「ブルー」と「グリーン」を組み合わせた造語で、Wikoのイメージカラーだ

 最近のスマホでは珍しく、背面カバーを取り外せて、電池パックの交換も可能。SIMはmicroサイズのSIMを2枚挿せて、独立したmicroSDスロット(最大128GB)も用意されている。前モデルのTommy3は、SIMを2枚挿せるが同時待ち受けはできないDSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)だった。Tommy3 Plusは、2枚のSIMで同時に待ち受けられるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応し、しかも2回線ともにVoLTEを利用できるDSDVを実現している。これは大きなセールポイントといえるだろう。

背面のカバーをパカっと外して、電池パックの上部の左右にSIMカードを挿し込める。nanoサイズをmicroサイズに変換できるアダプターを2個同梱している

ディスプレーの保護フィルムと透明のスマホケースを同梱。これは、ありがたい

カメラの画質も“お値段以上”

 そもそも1万円台のスマホを買おうとしている人は、さほど性能や機能は求めていないだろう。されど、カメラの使い勝手や画質は気になるのではないかと思う。まずは、1300万画素のアウトカメラで撮ってみた。

景色を撮影した作例

花を撮影した作例。シングルレンズだが、背景がほどよくぼけた

カフェでスイーツを撮影した作例

 結論を先に言えば、「1万円台でここまで撮れるとは」と感心するレベルだった。もちろん、ミドルレンジ以上のモデルに比べると、カメラの起動が遅かったり、シャッターのタイムラグが気になったりはするのだが、そこそこ明るい場所で景色や物を撮るには問題なさそうだ。ただし、暗い場所では手ブレが生じやすいので注意が必要だ。

手持ちで夜景を撮ると、何度シャッターを押してもこのように手ブレしてしまった

インカメラは500万画素。背景をぼかして自撮りをすることができ、しかもボケの度合いを調節できる。手動で設定できるビューティー補正機能もあり、フラッシュも搭載している。インカメラの画質は、「ミドルクラスに近いか同等」と評価していいのではないかと思う。

背景ボケの度合いを設定できる

背景をぼかして自撮りした作例

ビューティー補正を使ってみた。5歳くらい若く撮れるのではないかと思う

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