●製品レンジは「始まってみないとわからない」
今年、日本市場では完全分離プランが導入される見込みだ。
これまで端末を購入することによって得られていた割引が適用されなくなる。キャリアとしては完全分離プランの導入をどのように見ているのか。
安部氏は「ネットワークと端末が分離されると一時的に端末価格は上がる。調査などをして市場がどう反応するか分析しているが正確なことは読み切れていない」と本音を明かす。
一般には高額なハイエンド端末が売れなくなるのではないか、今後はミドルレンジが中心になるのではないか、と見られている。
安部氏は「幅広いレンジで揃えていきたい。比較的、高機能でありながら、お求めやすいものを提供するのが我々の役目だと思っている」という。
NTTドコモのラインナップを見てみると、グローバルメーカーのスマホだけでなく「MONO」や「M」、「らくらくホン」といったキャリアオリジナルのスマホも数多い。完全分離プランが導入されると、こういったキャリアスマホも消滅することになるのだろうか。
「キャリアブランドのスマホは受け入れられている反面、我々専用モデルになることで、納入価格は上がる傾向にある。価格を下げようと思うと、グローバル端末をどう採用していくかになっていく。一定のセグメントはキャリアブランド、新しいセグメントはグローバルブランドを採用し、どういった売れ行きになっていくか。バランスをどのようにしていくかも、(完全分離モデルが)始まってみないことにはわからない」(安部氏)

この連載の記事
-
第266回
トピックス
スマホ値上げの足音 実質1.6万円のNothing Phoneが“最後の良心”に? -
第265回
トピックス
アップル巧妙な新手数料 スマホ法“肩透かし”で終わる可能性 -
第264回
トピックス
KDDI×ローソンが挑む“ニュータウン再生” 住民は不安も、採算に自信 -
第263回
トピックス
「アクセシビリティは“人権”」アップルが40年間続ける取り組みとは -
第262回
トピックス
ソフトバンクとKDDIが“空の救助網” 雪山遭難、ドローンで発見 -
第261回
トピックス
スマホ5G“ミリ波”肩透かし 6Gは“センチメートル波”が鍵に -
第260回
トピックス
ドコモ苦戦 携帯3社、“値上げ”で明暗 -
第259回
トピックス
KDDI、通信品質で再び首位に ドコモとソフトバンクが不満「あの評価基準はおかしい」 -
第258回
トピックス
アドビ、AIで若年層開拓 “映える”画像を作りやすく -
第257回
トピックス
ドコモ経由の“NISAデビュー”増える マネックスか、SBIか、悩ましい選択に -
第256回
トピックス
KDDIドローン事業、9年目で軌道に乗る兆し 無人AIポート運用に成功 - この連載の一覧へ











