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10.1型で解像度は1920×1200ドットに、CPUもAtomからCeleronに

お絵かきタブ「raytrektab」はイラスト初心者も経験者もあると便利な1台

2019年03月02日 10時00分更新

文● Kei-D 編集●八尋/ASCII

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Windows 10採用でパソコンと同様にウェブブラウジングや動画閲覧が可能

Windows 10を採用しているので、パソコンと同じ感覚でウェブブラウジングや動画閲覧が可能

 冒頭でも触れたが、raytrektab DG-D10IWPはWindows10を搭載しており、単純にタブレットとしても優秀だ。多くの人がすでに触れているWindows 10なので、使い慣れたOSでの操作が可能となる。単純なウェブブラウジングはもちろん、負荷が軽めのブラウザゲームなどもraytrektab DG-D10IWPで動作させられる。

 raytrektab DG-D10IWPの主なスペックは以下のとおり。

raytrektab DG-D10IWPの主なスペック
CPU インテル Celeron N4100(1.10GHz~2.40GHz/4コア/4スレッド)
GPU インテル UHDグラフィックス600(CPUに内蔵)
メモリー 8GB DDR4
ストレージ 128GB SSD
ディスプレー 10.1型(1920×1200ドット)
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
デジタイザー ワコム製デジタイザーペン
インターフェース USB3.0 Type-C×1(給電兼用)、マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子×1、microSDカードスロット
サイズ およそ幅245×奥行176×高さ9mm
重量 約657g、ペン約5g
OS Windows 10 Home(64bit)

実際にイラスト制作に挑戦、超絶初心者でも驚いた描きやすさ!

 超初心者の筆者は、お絵かきタブレットといわれると「ツルツル滑って描きにくい」や「紙と違うから違和感しかない」などといった偏見を持っていた。しかし、raytrektab DG-D10IWPをいざ試してみて、その使いやすさに驚かされた。

 冒頭の猫のイラストを描いている最中も、直感的にクリスタを使用でき、とくに難しいなとは感じなかった。

 さらに、せっかくなので絵が上手な方にもこのタブレットを使ってみてもらい、感想を聞いてみた。感想としては、「クリスタ自体は有名だし、慣れてしまえば非常に使いやすいツール。自分は、クリスタは使ったことはなかったが、1時間も触っていれば慣れることができた。周りはみんなクリスタを使っているし、むしろ使っていない方が少数派。大きなこだわりがなければクリスタを使う方が、制作はもちろん仲間同士でのコミュニケーションもはかどる」とのことだった。

ワコム製のデジタイザーが付属

 また、raytrektab DG-D10IWPに付属するワコム製で4096階調のデジタイザーについては、「ペンの作りがボールペンみたいですごくよい。軽いし手首にも優しいのは大事。面白いね、これ。」と絶賛していた。最終的には「これいいな、ほしいな・・・」とかなり気に入った様子だった。筆者のような初心者だけでなく、普段イラストを制作している人でも存分に使える1台だというのがわかった。

 長期間ではないが、じっくりraytrektab DG-D10IWPを触ってみて感じたことを以下にまとめてみた。

・デジタルお絵かき初心者なので、最初はデジタイザーでの操作に戸惑ったが、使っているうちに慣れてきた
・ディスプレーが広くて見やすいし使いやすい
・動作も早く、思った通りに操作することができるのでストレスフリー
・背面が少し熱くなるが、机に置いてイラストを制作する分にはそこまで気にならない
・windows10なので、慣れ親しんだOSで操作できるのはありがたい

 初心者には十分すぎるほどの性能と機能で、筆者のような絵心皆無な人間がすべてを使いこなすのにはもう少し時間がかかりそうだが、アナログ・デジタル問わず、すでにイラストを描いている人であれば、すぐにマッチして使いこなせる1台だろう。

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