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Windows情報局ななふぉ出張所 第142回

アプリマーケテイングのうまみがある:

「なんとかペイ」の乱立はまだ始まったばかりだ

2019年02月19日 16時00分更新

文● 山口健太

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■手札をそろえたKDDI

 KDDIはau PAYを単独のアプリではなく「au WALLET」アプリに搭載し、ポイントや決済から金融サービスにつなげていくというビジョンを打ち出しました。

au WALLETアプリに決済や金融サービスを集約

 極端に言えば、コンシューマー向けの事業を営む企業ならほぼすべて、○○Payに参入する価値があるのではないでしょうか。ただし、PayPayのようにゼロから始めるには、100億円キャンペーンのように大きな投資が必要です。

 これに対してau PAYは、2000万人のau WALLET会員と1000億超のポイント残高があり、対応店舗は楽天ペイと提携するなど、最初から強い手札を揃えています。これから新規参入する○○Payも、いかに既存の資産を活用できるかという点が見どころになりそうです。

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