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ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情第498回

業界に多大な影響を与えた現存メーカー CMOSの導入でオフィスコンピューターの覇権を握ったIBM

2019年02月18日 12時00分更新

文● 大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 編集●北村/ASCII.jp

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過去シリーズすべてと互換性を持つ
System/36

 そのSystem/34の後継がSystem/36で、1983年に発売された。System/34と同じくミドルレンジ向けの製品であり、System/3、System/32、System/34のすべてのシステムと互換性を持つように設計された。

 基本的な構造はSystem/34同じくMSP+CSPという構成で、最初のシステム(IBM 5360-A)は動作周波数も同じく1MHz/4MHzであったが、後のモデルでは高速化されている。

System/36はかなり売れており、1986年には10万台出荷を記録している。この写真ではどこに本体があるのか不明だ

 メモリー搭載量も拡充されたほか、一番大きな違いとして小型・静粛化したことが挙げられよう。当初のモデル(IBM 5360)はそれでもまだ大きかったが、後のモデルでは非常にコンパクトに収まっている。このIBM 5363はプロセッサーを含む回路全体をCMOSで製造しており、それもあってPCと言われてもおかしくない規模になった。

IBM 5360。右の出っ張りはコントロールパネル、左のカバーの下にはFDDが収まっている
これはIBM 5363。大きさはPCサーバー程度にまで減った

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