検索いらずの美容室予約アプリが優勝 toCだけのピッチイベント「Sprout」
sprout winner of the year 2018年総集編
飲食店と食べ手をつないでフードロスをなくす
社会問題となっているフードロスのうち、特に飲食店のロスが大きく、中食・外食だけで年間約3000億円にも上るという。「TABETE」は、こうした飲食店のフードロスを救済するためのサービス。飲食店側は、ロスが発生しそうなときに商品の情報をTABETEに掲載すると、食べ手がオンラインで購入し、直接店舗に受け取りに行く仕組み。店舗は経費を回収でき、食べ手はオトクに商品が購入でき、ゴミを減らせて環境にもやさしい。
現在の登録ユーザーは約8万人、都内の飲食店300店舗と提携しており、順次全国へと広げていく予定。手数料は売り上げの35%で、収益の一部は、葛飾区の子ども食堂に寄附しているそうだ。
美容師さんが希望を叶えてくれる“わがまま予約”アプリ
「requpo~リクポ~」は、日本初の検索がいらないサロン予約アプリ。一般的な予約システムは、お店を検索し、選んだお店のカレンダーの空き時間から予約をするが、requpoではユーザーがエリアや日時、金額や要望をリクエストすると、美容師から提案が届き、複数のオファーから気に入った美容師が選べる仕組み。今後は、飲食や宿泊など、すべての予約のシステムをユーザーファーストに変えていくことを目指していくそうだ。