CES 2019レポート 第17回

「G-SYNC Compatible」対応ディスプレーも展示

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Adaptive-Sync対応ディスプレーをNVIDIAが独自に検証
合格したモデルはドライバーでG-SYNC Compatibleを作動可能に

「G-SYNC Compatible」対応ディスプレーが設置してあった

　最後に、ディスプレーへの取り組みとして発表された「G-SYNC Compatible」について説明があった。

　NVIDIAの「G-SYNC」は、ディスプレーにG-SYNC専用のコントローラーを搭載し、リフレッシュレートをフレームレート出力に合わせて動的に調整することで、スタッタリングやテアリングを抑えるディスプレー同期技術だ。それに対し、AMDが提唱しVESAが標準化した「Adaptive-Sync」は専用ハードウェアが必要ないぶん、G-SYNCと比べて低コストで似たような効果を実現できていた。

　今回発表されたG-SYNC Compatibleは、Adaptive-Sync対応ディスプレーをNVIDIAが独自に検証し、合格したモデルではG-SYNCと同じような性能をドライバーで作動できるようにする取り組みだ。現状、G-SYNC Compatibleに認定されたディスプレーは12機種あり、今後もテストを実施して認定モデルを拡充していくという。

G-SYNC Compatibleに認定されたモデル

　なお、G-SYNC専用コントローラーを搭載したディスプレーにも新たな動きがあり、「G-SYNC ULTIMATE」なるものが登場。ASUSやLG、Acer、Lenovoなどから新製品が登場する見込みだ。

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