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OPPO「R17 Pro」国内初のSnapdragon 710搭載機の実力

2018年12月21日 12時00分更新

文● 島徹 編集●南田ゴウ/ASCII編集部

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カメラ性能が大幅に向上
ハイエンドに迫る高画質を実現

 メインのデュアルカメラは1200万画素+2000万画素の構成で、F1.5とF2.4を自動的に切り替える可変絞りや、光学式手ぶれ補正も搭載。また、AIによるシーン認識や、夜景を約4秒間の手持ち撮影で綺麗に撮れる夜景モードを搭載する。インカメラは2500万画素で、“A.I.ビューティー補正”に対応する。

カメラ部のいちばん上にあるのがToF 3D深度センサーで、下の2つが1200万画素+2000万画素のデュアルカメラだ。なお、2018年12月時点でToF 3D深度センサーを積極的に活用した機能は用意されていない

AIによるシーン認識機能も搭載

 背面カメラ部のいちばん上にある3つ目のカメラらしきものは、空間の奥行きなどを検知するToF 3D深度センサーだ。スマホでは以前、レノボの「Phab 2 Pro」が搭載し、Google TangoによるARアプリを動かせたが、現時点でR17 Proがどのように活用するかの明確な発表はない。今後の有効活用に期待したい。

風景の左側が明るく、右側が暗いという、見た目よりも明暗差の激しいシーン。センサーの良さもあってか、ほぼ白飛びや黒つぶれなく描き切れている

曇りの背景に白い建物という組み合わせは、スマホカメラによっては暗くぼんやりとした絵面になりがちだ。だが、R17 Proは絞り搭載の効果もあり、背景や建物の質感を克明に描写することでメリハリのきいた写真に仕上がっている

陶器や練り切りの微妙なグラデーションや質感もしっかりと描写できている

 画質は露出やホワイトバランスのズレも少ないうえに、明暗差の広いシーンにも強い。極端な色の補正がかからないのも好印象だ。これまでOPPOスマホのカメラと比べて、格段の進化を遂げているのは間違いない。

ポートレートモードでは、背景をぼかした撮影が可能だ。暗めの室内でも利用できた

夜景モードはシャッターを切ったあと、本体をしっかり持った状態で4秒ほど撮影する。結果、通常よりもノイズの少ない写真を撮影できる

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