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OPPO「R17 Pro」国内初のSnapdragon 710搭載機の実力

2018年12月21日 12時00分更新

文● 島徹 編集●南田ゴウ/ASCII編集部

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新プロセッサー「Snapdragon 710」の実力

 R17 Proは国内スマホでは初となる、クアルコム製Snapdragon 710プロセッサー搭載モデルだ。メインメモリーは6GB搭載。710という型番のとおり、最新ハイエンドのSnapdragon 845とミドルクラスSnapdragon 660の中間となる、ハイミドルクラスのプロセッサーとなる。早速ベンチマークを見てみよう。

AnTuTu 7ベンチマークスコア

3DMark SlingShot Extremeベンチマークスコア

 ベンチマーク結果を見ると、AnTuTu 7で28万点台前後のSnapdargon 845搭載モデルとはかなり差があり、従来の13万点前後のハイミドルSnapdragon 660をやや高速化したプロセッサーという印象だ。以前のハイエンドと比べると、2~3年前のSnapdragon 820程度といったところだ。

 ただ、実際に実機を操作してみると、製造プロセスが最新の10nmということもあってか高負荷な処理や3Dグラフィックのゲーム中もあまり熱を持たなかった。性能面では、Snapdragon 845や835あたりを対象にした3Dグラフィックゲームの最高画質設定だとコマ落ちが見られたが、少し画質設定を下げると低発熱でゲームを快適に楽しめた。一般的なアプリやゲームを楽しむぶんにはベストなプロセッサーなのは間違いない。ただし、とにかくハイエンドクラスの性能を求めるユーザーにとって、やや物足りない性能なのも確かだ。

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