カメラの電動スライド機構は
ユニークというより実用的
カメラを使いたいときは、カメラのアイコンをタップ。動画を見てもらうと一目瞭然だが、約1秒ほどでスッと出てくるので、待たされる感じはしない。直近で使ったカメラが起動する仕組みなので、アウトカメラしか使わない人は、すぐにアウトカメラを起動できるし、頻繁に自撮りをする人は、必然的にインカメラが起動することが多くなる。
電動スライド機構でカメラが現れる。ホームボタンを押すと元に戻る
なお、Find Xは、3Dの顔認証にも対応している。認証のたびにカメラが出てくるので、無駄に電力を使って、スライド機構の劣化を早めてしまうような気もしたのだが、パスコードを入力するより便利なので、メインのロック解除方法として使っている。OPPOいわく、スライド機構は「30万回以上使っても大丈夫」とのことなので、2年使うとして、1日410回以上スライドさせても壊れる心配はないと考えていいだろう。
電源ボタンを押すと、カメラが出てきて顔認証をする。ほんの1〜2秒でロックが解除される
実際に使ってから感じたのは、使わないときはレンズを保護できる安心感。デジタルカメラでは当たり前のことだが、スマホではレンズが常に露出して、指などに触れやすいという弱点があった。Find Xのスライド機能は、決して奇をてらったものではなく、「画面を広く使えて、レンズも保護できる」非常に便利な機能だ。
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