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T教授の「戦略的衝動買い」 第509回

聴力を補完するヘッドフォンアンプを衝動買い

2018年11月28日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●南田/ASCII編集部

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専用アプリでオーナーの聴力を測定して
オーディオ・プロファイルを作成する

 AUMEO AUDIO本体への充電が終われば、AUMEO AUDIOを自分の耳に最適化するための“オーディオ・プロファイル”を作成するためのアプリである「AumeoHub」(オウメオハブ)をスマホでダウンロードしてインストールしよう。

自分の聴力にフィットしたイコライジングを行うために、まずはスマホ上でプロファイルを作成・管理する専用アプリ「AumeoHub」をダウンロード、インストールする

自分の聴力にフィットしたイコライジングを行うために、まずはスマホ上でプロファイルを作成・管理する専用アプリ「AumeoHub」をダウンロード、インストールする

 このアプリの最大の目的は、オーナーの聴力特性の測定をスマホとAUMEO AUDIOを組み合わせて「聴力測定検査機器」として活用することだ。オーディオ・プロファイルを作る手順はたったの2ステップ。まずAUMEO AUDIOとスマホをBluetooth接続する。そしてAumeoHubアプリのガイドに従って、125Hz~12500Hzまでの8つの帯域に関する聴力テストを行いオーディオ・プロファイルをスマホに登録することだ。

 実際のプロファイル作成は極めて簡単だ。ふだん使いのイヤフォンプラグをAUMEO AUDIOのオーディオ・アウトに挿入し、イヤフォンを両耳にセットする。オーディオ・プロファイルの設定は左側の耳の125Hzからスタート、125Hzから12500Hzまで周波数別に合計8回行われ、同じテストを繰り返し両耳が終われば終了だ。

最初に行う大事な作業は自分の聴力のプロファイルを検査して作成すること

最初に行う大事な作業は自分の聴力のプロファイルを検査して作成すること

 基本は、片側のイヤフォンから聞こえてくる音がかろうじて聞き取れるボリュームまでAUMEO AUDIOのボリュームダイアルを絞っていく動作の繰り返しを8つの周波数、両方の耳に対して行う。正確を期すために、騒音の無い静かな部屋でボリュームダイアルを何度か前後させながら、かろうじて聞き取れるボリューム位置を決定すれば良いだろう。

イヤフォンから流れてくるテスト音を聴きながらAUMEO AUDIO本体のボリュームダイアルを回して、テスト音がかろうじて聴こえるポイントを見つける

イヤフォンから流れてくるテスト音を聴きながらAUMEO AUDIO本体のボリュームダイアルを回して、テスト音がかろうじて聴こえるポイントを見つける

最終的に125Hz~12500Hzの8段階、両耳の検査を行えば終了だ

最終的に125Hz~12500Hzの8段階、両耳の検査を行えば終了だ

必要なら条件を変えて自分のプロファイルを複数登録して利用することも可能だ

必要なら条件を変えて自分のプロファイルを複数登録して利用することも可能だ

 両耳、各8つの周波数帯域で全部の検査が終了すれば。自分にわかるプロファイル名を付けてスマホに保存登録しよう。気分や耳のコンディション、気圧の変化などが気になるマニアックな人は雨の日や晴れの日に、気分の浮き沈みで何度か測定して異なったプロファイルを複数登録も可能だ。

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