●いまは基地局の要地交渉中
楽天は2019年10月、第4のキャリアとして携帯電話事業に参入する。
携帯電話事業のトップである楽天モバイルネットワーク山田善久社長は「2019年10月のサービス開始に向け、順調に準備を進めている」と胸を張った。
楽天は当初6000億円の設備投資で携帯電話事業に参入すると計画していたが、決算会見ではあらためて6000億円を下回る額で実現できるとアピールした。
山田善久社長は「二子玉川のオフィスをワンフロア使い、数百名がビルの上など基地局の用地交渉を行っている。全社を挙げて取り組んでいる」と語った。 2019年10月のサービス開始に向け、急ピッチで作業を進めているようだ。
この会見の1週間前、KDDIと楽天はローミング提携を発表している。
サービス開始当初、東京23区、名古屋市、大阪市は楽天が自社でネットワークを構築するが、それ以外のエリアはKDDIのネットワークに接続するというものだ。

この連載の記事
-
第227回
トピックス
アップル「iPhone 16e」少々高いが、AIデビューに最適 -
第226回
トピックス
アップル「iPhone 16e」早くも“月1円” キャリア春商戦の本命機種に -
第225回
トピックス
KDDI、データ使い放題プランで「スターリンク無料」に期待 -
第224回
AI
孫正義会長がAIの“水晶玉”に見た、iPhone独占販売に近い「勝ちパターン」 -
第223回
トピックス
サムスン「Galaxy」ついにソフトバンク入り 音声版「消しゴム」機能に驚いた -
第222回
トピックス
携帯キャリア「30GBの壁」めぐる争い -
第221回
トピックス
子どものスマホ料金プラン オススメは【専門家が解説】 -
第219回
トピックス
「ドコモ銀行」どう実現? 住信SBIネット銀買収の観測も -
第218回
トピックス
みずほ、楽天に助け船 ドコモは三菱UFJとタッグの可能性も -
第218回
トピックス
なぜグーグル「Pixel」はカメラが横並びなのか -
第217回
トピックス
シャオミ台数急増 理由は安くても品質に自信大 - この連載の一覧へ