世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。
日本の製造業が飛躍する鍵とは? デジタル化時代の「攻め」のセキュリティ
-->製造業のデジタル・トランスフォーメーションが急速に進んでいる。製造工程をデジタル化し、データをセンサーや通信でつないで生産性を高める——2010年代にドイツで始まった動きが、世界中に広がっているのだ。
深層学習の「次」を研究する MITのAIプロジェクトは 何を目指すのか?
マサチューセッツ工科大学(MIT)が立ち上げたAIの大規模な新プロジェクト「MIT知性の探求(MIT Quest for Intelligence)」は何を目指すのか。責任者であるジョシュア・テネンバウム教授が、MITテクノロジーレビュー主催カンファレンス「EmTech(エムテック)」で語った。
2025年までにAIと人間の「仕事量」が逆転、WEF予測
世界経済フォーラム(World Economic Forum:WEF)による人工知能(AI)と仕事に関する最新の予測によれば、今後10年も経たないうちに、職場の仕事(タスク)のほとんどは人間ではなく機械が実行するようになるという。
米政府が量子コンピューターに本腰、「12億ドル投資」の狙いは?
米国政府は、量子コンピューター産業の育成を目的とした新法案を通過させた。米国家量子イニシアチブ法の草案作成に手を貸したメリーランド大学のモンロー教授が、同法案について語った。
ネット企業は対価支払え、「リンク税」含むEU著作権法改正案が可決
欧州議会は、新たなEU著作権法改正案を可決した。しかし、法律へと格上げされるには、来年の最終投票を経なければならない。アーティストの多くはこの改正案を歓迎するが、自由なインターネットを主張する者にとっては好ましくないことだ。
HPが金属3Dプリンター市場に参入、VWら製造大手が続々採用
HPは9月10日、同社初となる金属3Dプリンターを発表した。その顧客にはそうそうたる企業が名を連ねている。
米北部襲う巨大ハリケーン、テクノロジーにできることは?
大西洋で発生した巨大ハリケーンで「生命を脅かす高潮」や「壊滅的な鉄砲水」が発生する恐れがある——。米国立ハリケーン・センターが警戒を呼びかけている。
温室効果ガスの「排出抑制」 だけでは温暖化は防げない
地球温暖化対策として二酸化炭素排出量の削減やエネルギー・システムの転換に今から取り組んでも、もはや間に合わないとハーバード大学の環境センター長のシュラグ教授は語る。
世界初、燃料電池で走る「水素電車」がドイツでデビュー
およそ100キロの区間を運行する2両の水素機関車が、ドイツで営業を開始する。
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