小さいけど機能は大型モデルと同じ
ペリカンケース1200は小さいとはいえペリカンケースです。各部の機能は大きいサイズのモデルとまったく同じ。特徴的な自動気圧調整バルブももちろん付いています。
気圧調整のバルブは気圧が変化したときにケース内の気圧を外部と同一にすることで、ケースの変形を防いでくれます。防水仕様なのでここから浸水する心配はありません。こんな仕組みが必要になるあたり、ペリカンケースの密閉度がいかに高いかを物語っていますよね。
この密閉度の高さは、フタの周囲にはめ込まれたゴムとガッチリ閉じるラッチで実現されています。
ゴムはあちこちでつかわれているOリングのデカいバージョンみたいなもので、その名もPolymer o-Ring。汚れたり破損していたりすると気密性が一気に低下するので、交換部品が用意されていて、ダメになったら直せるそうです。
密閉度が高いというとフタの固定具が大げさなものになりそうですが、ペリカンケースのDouble-Throwと名付けられたラッチはグッと押し込むだけ。バチンという小気味いい音と共に、しっかりとフタを固定してくれます。開けるときは先端を軽く引くだけ。テコの原理であまり力を入れることもなくリリースすることができます。
とまあいいことづくめのペリカンケースですが、ひとつ問題が。実はなにを入れるか考えずに買ってしまったのです。高いものだと思っていたんですけど数千円で買えると知ってつい……。まぁケース好きなので仕方ないですね。払い下げの方も何も入れないまましまい込んでますし。
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