付箋を印刷して手帳に貼り付け
情報のハードコピーは安心感アリ
続いて、PAPERANG-P2の使途としては比較的多いと想定される付箋機能を使ってみた。本来なら付箋専用の感熱紙を使うところだが、あいにく今回は手元に普通紙と背面剥離紙付きのシール紙しかなかったので、それらを使ってやってみた。
付箋の良いところは、アプリの中でいくつかのサンプルから選んだデザイン付箋イメージのスクリーンに、大きな文字を指先で液晶画面に描くことで、即縮小サイズイメージで手書き入力ができることだ。もちろん、キーボードによるテキスト入力もミックスできる。印刷出力はメモに貼ったりすることで便利にタイムリーに活用できるだろう。
筆者は、出張で利用する交通機関やホテル情報などを、スケジュールアプリの画面から必要部分だけをキャプチャし、その画像データの共有先としてPAPERANGアプリを選び、印刷して手帳のページに貼り付けている。
物理的に印刷することなく、すべてソフトで管理するのが「平成のクラウド的発想」なのかもしれないが、昭和的な筆者は、まだまだ紙やメモの価値を信頼しているタイプなのだ。なので、ハードコピーもまだまだ便利にクイックに使っている。
さて、次はフレンドリーでカジュアルなPAPERANGにしては、チョット場違いな感じもあるOCR機能だ。スマホのカメラで読み取った文字情報をテキスト化して保存や印刷をしてくれるアプリだ。実際にPAPERANG-P2の取説の日本語ページをカメラでキャプチャしてOCR操作を行ってみたが、印刷文字の認識率は平均以上だと感じたので使い方次第だろう。
付箋に続いて利用度の高いアプリは、TODOリストではないだろうか。TODOリストの入力は手書きがサポートされておらず、キー入力オンリーだ。マルチ行入力もあり、けっこう複雑なTODOも記述可能だ。一般的には付箋かシール紙に印字してディスプレーのフレームや手帳、IDカードなどに貼り付けておくのが一般的だろう。
次は、かなり気合が入ったテンプレートが数多く提供されている名刺印刷機能だが、名刺上の記載項目に応じて、さまざまな属性データをアプリ上で入力することが必要だ。筆者の選んだサンプルは、ロゴやQRコードも入力するタイプの名刺だった。
すべての入力が終わり、実際にPAPERANG-P2から印刷されてきたのは、ふつうに使えそうな名刺イメージだった。残念ながら用紙だけは薄すぎて、一般的な名刺のイメージからはほど遠い。名刺専用紙のサプライがあるのか、あくまでシールイメージの名刺イメージなのか、興味のあるところだ。筆者は、名刺の代わりとしてドキュメントフォルダーなどに貼るシールとして利用している。

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