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ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情第469回

いまさら聞けないIT用語集 SSDの新規格NF1(NGSFF)

2018年07月30日 12時00分更新

文● 大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 編集●北村/ASCII.jp

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 今回は「NF1(NGSFF)SSDってなに? これってM.3じゃなかったの?」というお題。うん、どうなってるんでしょうね? ということで、こちらを解説したい。

新規格NF1フォームファクターのSSD

Samsungが提唱するSSDの新規格
NGSFF

 NGSFF(Next Generation Small Form Factor) SSDとは、SamsungがJEDECに対して提案しているSSDのフォームファクターの仮称である。

 厳密に言えば、SSDのフォームファクターそのものはJEDEC以外にもSATA-IO(ATA/Serial ATAなどの規格を統括している業界標準団体)やPCI-SIG(PCIやPCI Expressなどの規格を統括している業界標準団体)も関係してくるため、JEDECだけで話が済むわけではない。

 しかし、JEDECは規格策定の際に当然SATA-IOやPCI-SIG、さらにはSNIA(Storage Networking Industry Association:ストレージ関連を統括している業界標準団体)などと協力しあいながら標準化を進めることになる。

 今回は表向きの窓口がJEDECというだけで、最終的に規格が策定された暁には、JEDECをはじめSATA-IOやPCI-SIG、SNIAなどからNGSFFに関する標準化規格がそれぞれ出されることになるだろう。このあたりはそれ以前のM.2やU.2も同じである。

 まずNGSFFという名称について。なにしろまだ仕様策定中の段階なので、正式な名称というものは存在しない。Samsungが提案したNGSFFというのは、あくまでコード名である。ただ2017年にSamsungはこのNGSFFの名前を“M.3(仮称)”として説明していた。

Samsungは、M.2の基板を長くしてチップをより多く搭載できるようにした新フォームファクターのM.3を、2017 Samsung SSD Forum Japanで説明した

 これもあって2017年~今年前半はM.3という用語が使われていた。ところが今年7月、SamsungはNF1という名称を新たに披露し、M.3という言葉は消えうせてしまった。もともとM.3という用語の言いだしっぺがSamsungだったことを考えると、この先M.3という言葉は一般的でなくなり、代わりにNF1という名称が普及していくのではないかと思われる。

2018 Samsung SSD Forum Japanでは、M.3ではなくNF1という名称に変わっていた

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