前回のパナソニック「DC-TX2」に続き、今回は予告通りソニーの「DSC-RX100M6」で猫を撮る話。
このカメラ、ポケッタブル猫撮りカメラとして史上最強なのだった。ポケッタブルってとこがポイントなんだけど、バッグなり上着のポケットなり何なりにいつも入っていて、でもスマートフォンよりあらゆる面で猫を撮るのに向いてるのである。欠点は値段(実売価格 14万5000円前後)くらい。
なぜ猫撮りに向いてるか。
このカメラにはたくさんのよさとちょっとの欠点があるわけだが、猫撮りという点でいけば、そこそこ望遠もいける、小さい、AFや連写が超速い、それらプラス、モニターがチルトするのである。
しかもこのシリーズでははじめてタッチパネルに対応した。
つまり、モニターを開いてしゃがんで猫の顔辺りを指でぽんとタッチすると、そこにピントが合うのであとは撮るだけ、なのである。
今回はそんなチルト式モニターを駆使して、地面スレスレで撮ったローアングル猫写真特集にすることにした。
暑い夏、猫が草むらで涼んでいても、こうして「草に邪魔されずに猫の顔が見えるアングル」を探してパシッと撮れるのである。
まさか人に見つかるとは思わずほげーっと昼寝してる姿が捉えられました。立派なハチワレ。
さらに、夏と言えば、猫は日陰を求めて駐車場の車の下に隠れてたりするわけだが、そんな猫もこの通り。
そっとカメラを差し入れて親指シャッターで撮るのがポイント。
車の下はマイナスの露出補正をかけて撮るのが吉。
でも猫からしてみれば、せっかく人々から逃れて誰にも見つからないとこで夏バテ対策昼寝しようとしてるんだから、こっち見んな、って感じなんだろうなあ。
いかにもそういう目をしてます。
この連載の記事
-
第892回
デジカメ
ライカ風の画作りが楽しめる「Xiaomi 14T Pro」 動いてる猫もブレずに撮れて独自のフィルターも効果的! -
第891回
デジカメ
軽くて小さい富士フイルム「X-M5」が登場! いろんな猫をいろんな「フィルムシミュレーション」で撮ってみた -
第890回
デジカメ
プロ向け動画カメラ、パナソニック「LUMIX DC-GH7」の4K動画から一番カワイイ瞬間を切り出した! -
第889回
デジカメ
ズーム操作も快適! 機動力が高い「iPhone 16 Pro」のカメラコントロールで秋の外猫を望遠撮影 -
第888回
デジカメ
予定よりも早く届いた「iPhone 16 Pro」 2倍&5倍望遠や「カメラコントロール」を使って猫撮影 -
第887回
デジカメ
iPhone 16 Pro発売記念! 歴代iPhoneで撮った懐かしい猫写真を発掘【iPhone 7 Plus~15 Pro Max編】 -
第886回
デジカメ
iPhone 16 Pro発売記念! 歴代iPhoneで撮った懐かしい猫写真を発掘【iPhone 3G~6s編】 -
第885回
デジカメ
”猫撮影の基本”第4弾! 室内猫なら1/250~1/500秒、動く猫なら1/1000秒とシャッタースピードをコントロール -
第884回
デジカメ
黒猫「ミル」の真面目な顔、悔しい顔……黒一色のおかげで目元や口元が際立つ写真が撮れた -
第883回
デジカメ
キヤノン「EOS R5 Mark II」の進化したAFと電子シャッターのおかげで猫に集中して撮影できた -
第882回
デジカメ
軽くて携帯性が高いソニーのミラーレス一眼「VLOGCAM ZV-E10 II」でカジュアルに猫撮影 - この連載の一覧へ