若干薄型化してブラッシュアップした着脱式タブレット
新設計のタブレット「VersaPro タイプVU」は10.1型ディスプレーと小型化した角度調整可能なキーボード(両サイドにUSB 2.0端子装備)、15秒本体に収納すれば90分間利用できる急速充電対応のデジタイザー、フルサイズHDMI端子などを装備する。指紋認証やSIMカードスロット(SIMロックフリー、ソフトバンクを加えた3キャリア対応予定)なども選択できる。
またUSB Type-C接続のドックも用意しており、USB 3.0(Type-A)×5、アナログRGB出力(D-Sub15ピン)、DisplayPort×2、USB Type-C×2などを拡張可能。LAN端子はWake on LAN対応だが、これは学校などで導入する際、教師が一括で生徒が使うPCの電源を入れたり、パッチを当てる際に必須だという。
本体側にはアウトカメラ、フロントカメラ、指紋センサー、ペン収納部などを装備。拡張端子としては、USB Type-C(充電兼用)、フルサイズHDMI、nanoSIM/microSDカードスロット、USB 3.0端子(Aコネクター)などを持つ。
従来のタイプVTと比較した場合、CPUがCeleron N4100(VTはN3450またはN3350)を搭載することで40%以上性能が向上したとする。本体サイズは幅262×奥行き179×高さ10.6㎜で、重量は643gと若干薄型化/軽量化している。
受注開始は本日。出荷開始は8月7日を予定している。価格は10万7000円(税抜)から。
USB Type-C搭載も徐々に進める
スリムデスクトップはCPUの世代が最新の第8世代(CoffeeLake)となり、筐体も一新した。上位からME、MB、MA/MLという構成になるが、MEについては、80PLUSのプラチナ電源、USB×9、キーボードショートカットからの起動(Alt+P)ができる。下位モデルではこれらの機能が一部省かれる。またUSB Type-C端子を搭載した点も特徴だ。
Mate タイプMCはディスプレー背面設置なども想定した小型デスクトップで幅34.5㎜、容積1リットル、重量は1.3㎏未満と軽い。無線LANなども搭載できる。さらにvPro搭載モデルも選べる。DisplayPortに加え、フルサイズのHDMI端子も持ち、ディスプレー選択の自由度が高い製品だ。
受注開始は本日。出荷開始は8月9日から順次。価格はMBが15万7500円(税抜)、MEが17万9000円(税抜)、MAが15万4500円(税抜)から。なおタイプMLはSOHOおよび中小企業向けの機種となり、価格はオープンプライスだ。
なお、Windows 7および8.1のOEM提供は8月31日受注/10月31日出荷までということもあり、新機種のラインアップからは第6世代(Skylake)搭載機が消え、第7世代または第8世代となった。Windows 7の延長サポートは2020年1月14日、8.1は2023年1月10日終了することもあり、同社としても積極的にWindows 10への移行を進めていきたいとのことだ。