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NECがSkylakeでWindows 7マシン続けるってさ

2016年11月15日 11時00分更新

文● 小林 編集●ASCII

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 NECは11月15日、ビジネス向けパソコン“Mate”および“VersaPro”の新ラインアップを発表した。8月にリリースされた“Windows 10 Aniversary Update”をほぼすべての機種でプリインストールする。

 NECはビジネスPC向けに、これまでBroadwell/Haswell世代のCPUをラインアップに残していた。これはWindows 7/8.1を使い続けたい企業ユーザーがいるため。最新世代のSkylakeに移行できなかったのは、Windows 7/8.1のサポート方針が影響していた。

 マイクロソフトはこれまで、Skylake世代のCPUと組み合わせるOSには、Windows 10を推奨しており、Windows 10以外のOSのプレインストールおよびサポートはその前の世代のBroadwellやHaswellよりも早く打ち切るとしていたのだ。そのためWindows 7/8.1を使い続けたい、特に企業ユーザーにはSkylakeではなく、その前の世代のCPUを搭載したPCが必要だったのだ。

 しかしこの秋、マイクロソフトは方針を一転。2016年10月末までとしてきたWindows 7/8.1プレインストールPCの出荷期限を、2017年10月31日までと1年延長した。さらに2018年7月までとしていた、Skylakeに向けたWindows 7/8.1のサポートもBroadwellやHaswell世代と同様、それぞれ2020年1月/2023年1月まで延長している。

 これを受け、NECでもCPUはほとんどが第6世代のCore i(Skylake)となった。Windows 10からのダウングレードという形で、Windows 7/8.1プレインストール機種を投入している。ラインアップはデスクトップ6モデル、ノート/タブレット11モデルの合計17モデル。受注は本日から開始しており、12月6日から順次する(VersaPro タイプVG/VN/VS/VFは12月26日から)。

 SMB市場をターゲットにした「Mate タイプMA」「タイプML」では、新しいスリム筐体を採用した。光学ドライブにノート用のドライブを使用するなどして、幅が97mmから88mmと大きく低減している。また、USB 3.0端子の増加やSSDの拡充なども特徴となる。

SMB向けの製品に搭載した新筺体

 OSの64bit化に伴い、16GBメモリー搭載モデルも増やしている。

 SSDについては512GB(暗号化SSD)を搭載できる機種を増やした。価格面でも従来は128GBから256GBへ変更した際の差額が2万2000円(256GBモデルは+6万6000円)だったのに対して、128GBと256GBで1万2000円の差(+4万6000円)に低減。256GBと512GBで4万4000円の差(+9万円)とした。

 全機種を通じた特徴としてはアプリと保守サービスの強化が挙げられる。

 例えば「Arkシュレッダー」は、OSの標準のごみ箱経由で消去するよりも復元が難しい“ゼロで抹消”“乱数値で抹消”が選べる、サードパーティ製のファイル消去ソフトで、情報漏えいなどを防げる機能として訴求していく。

 またカスタマイズの面では、画像データを入稿することで天板に最大100×100mmのカラー・ロゴマークを追加できる「ロゴ フルカラー印刷サービス」(100台以上から、1台目は1万6900円、2台目以降は各2500円)を開始した。また、保守サービスについても当日出張修理~引き取り修理、パーツ保証など多岐にわたるが、最大7年の保証に対応。さらに今回、ユーザー自身の手でストレージを破棄することを想定した“ディスク返却不要の翌営業日出張修理サービス”を追加した。

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