所有欲を満たすデザイン性と使い勝手
最後はやはりスペックだ。特にモバイル性へのこだわりである。
モバイル性の高さ、特に軽量さは特に日本のユーザーがこだわっている点で、海外ブランドにはない日本ブランドの特徴と言える。
さらに働き方改革が叫ばれている昨今、どこでも仕事ができる環境を構築しようと、マシン導入の選定に悩んでいる企業も多いことだろう。持ち運びを考えると軽量かつ高剛性で、できれば通信モジュールを備えているマシンがいい。しかし、そのようなマシンとなると、かなり限られてくる。VAIOはそのあたりが考えられており、軽量でかつ高剛性で、デザイン性も高く、キーボードの質の高さやインターフェースの充実など、エンドユーザーに満足のいくモノづくりをしている。
そのあたりはソニー時代から変わらないVAIO魂であり、他社には負けない部分である。
個人でマシンを購入するときは、そのマシンに思い入れを感じているはず。それは仕事でも同じことで、渡されたマシンに思い入れを感じなかったら、仕事もそれなりになるだろう。愛着が生まれるマシンで、社員のモチベーションや満足度を高めてこそ、そのマシンを使って作業する意欲がわいてくるはずだ。
日本のメーカーが日本の企業のニーズをくんだ設計・つくりこみをすることで、海外メーカーにはないモノづくりで差をつけている。Made in Japanの日本品質であることも選定時の安心材料であり、すべての要素を満たすVAIOが、導入企業から高い評価を得ていることもうなずける結果である。さまざまな努力の甲斐あり、法人にも認知されつつあるVAIO。数少ない純日本メーカーとしてがんばってほしい。
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