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映画やゲームの音の迫力はピカイチ、ただし設置場所や時間帯に注意

心にぶっ刺さる重低音、迫力がガラッと変わるゲーミングスピーカー「G560」

2018年06月24日 12時00分更新

文● 八尋/ASCII

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「G560」

 ロジクールの「G560」は、2つのサテライトスピーカーとサブウーファーからなるゲーミングスピーカー。ゲームや映画を迫力のサウンドで楽しむためのスピーカーがほしいと思っていた私の心にぶっ刺さった製品だ。今回は、G560のどこが魅力なのか、1ヵ月使用してみた感想とともに紹介したい。

G560は、2つのサテライトスピーカーとサブウーファーからなるゲーミングスピーカー。サブウーファーはそれなりに大きく、ディスプレーと並べるとデスクトップパソコンのようにみえる

セッティングは超簡単
接続方法は箱にわかりやすく記載

 G560を箱から取り出してまずいいなと感じたのが、機器との接続がとても簡単という点。電源やテレビなどの機器との接続はサブウーファーからで、2つのサテライトスピーカーもサブウーファーに接続して使用する。また、サテライトスピーカーのケーブルは右がD-sub 15ピン、左が9ピンを採用しているため、差し間違えは起こらない。

サブウーファーの背面のインターフェース。サテライトスピーカーとの接続端子は青と黒で色が違い、一目でどちらに接続するかわかる仕様になっている

 加えて、サテライトスピーカーのケーブルの端子とサブウーファーの入力端子部分の色がそれぞれ青と黒に分かれているため、パッとみただけでどちらに接続すればいいかすぐわかる。再生機器との接続は3.5mmジャックとUSBが選択できるが、私はPlayStation 4もパソコンもUSBで接続している。そのほか、箱をあけたときに「どんだけ親切だよ!」と笑ってしまったが、G560の外箱にセッティング方法が記載してある。セッティングはかなり簡単な方だと思うが、わからなければこの説明通りに接続すればいい。

箱に接続方法がわかりやすく記載してある

Bluetoothにも対応
相当なこだわりがなければ音楽もOK

右のサテライトスピーカーの背面にBTボタンを配置上部には音量調節ボタンと、Logicoolゲームソフトウェアと連動可能なGボタンを配置

 G560は、Bluetooth接続にも対応している。右側のサテライトスピーカーの背面にあるBTボタンを押すと青く点滅し始めるので、この状態でスマートフォンなどからG560を選択すればすぐ接続できる。Bluetooth機器でありがちなペアリングボタンを押してもスマホ側に機器が表示されないといったわずらわしさもなかった。なお、1度ペアリングしておけば、外出先から帰宅すると自動的に接続されるため、いちいちペアリングせずにすむのも便利だ。

実はサテライトスピーカーもおよそ幅118×奥行148×高さ166mmと意外に大きい。ディスプレースタンドの両端に置けるスペースがあるか確認しておこう

 中高音域を担当するサテライトスピーカーは、63.5mm径のドライバーを搭載。使用しているとサブウーファーの重低音が目立つが、サテライトスピーカーの中高音も悪くない。ファークライ5をプレーした経験がある人はわかるだろうが、メニュー画面の音楽にギターが使われており、その音を聴いたときはとてもクリアで透明感がある音だなと感じた。

 G560はゲーミングスピーカーなので、こだわりの音質で音楽を聴きたい! という人は別途音楽用のスピーカーを用意した方がいいだろうが、それなりにいい音で聴ければいい程度であれば、G560は十分活躍する。音楽用のスピーカーと比べると高音が少しこもっているかなと感じるが、HIP HOPなど重低音が重要なジャンルであれば、サブウーファーがズンズンといい味を出してくれる。

ゲームに合わせて光る「LIGHTSYNC」
インテリアとしてはお洒落だが……

「フォートナイト」などゲームのアクションに合わせてRGBライトが光る「LIGHTSYNC」

 G560は、「フォートナイト」や「グランド・セフト・オートV」といった対応ゲームであれば、演出やアクションに連動してサテライトスピーカーのRGBライトが光る「LIGHTSYNC」を搭載。例えば、ゲーム内で爆発が起きるとライトが赤く点灯、海に潜ると青く点灯する。ライフゲージに合わせてダメージを受けると白から黄色、赤へと変化もする。

 また、ロジクールのゲームソフトウェア「LGS」を使えば、スクリーン上のピクセルを読み取ってリアルタイムにライトの色を連動させる「スクリーンサンプラー」機能も用意。そのほか、約1680万色から自分のスタイルやプレー環境にマッチしたカラーも選択可能。

 とLIGHTSYNCでできることを一通り紹介したが、G560を使い始めたころはこまめにカスタマイズしてみたりしたものの、ゲームに集中しているとRGBライトに目がいかないことに気付き、そこから設定を変更していない。暗い部屋で灯るRGBライトはとても綺麗なのでインテリアとしては気に入っているが、正直G560の導入前後ではっきりと変わった音のよさと比べるとそこまで驚きはない。

サブウーファーが織りなす迫力の重低音サウンド

 冒頭でG560が私の心にぶっ刺さったと書いたが、一番刺さったのは何といってもサブウーファーのド迫力サウンド。正直、ここまでの低域の量感の多い製品はなかなかない。もちろん高価格帯の製品ではあるだろうし、私が見つけられてないだけかもしれないが、量販店などで試したことがある製品と比べると3万円前後のサウンドバーやスピーカーでこの重低音は体験したことがない。

 G560を自宅に導入して初めてプレーしたのは「ファークライ5」だったが、銃撃戦や爆発、車で疾走するときなどにサーブウーファーが大活躍してくれた。当たり前ではあるが、G560があるのとないのでは、ズシーンとくる重低音がまったく違う。ファークライ5のように、世界観や物語を楽しむ作品であれば、G560のよさを存分に堪能できる。

 中高音域を担当しているサテライトスピーカーも、サブウーファーほどの衝撃はないものの映画やゲームにおいては申し分ない活躍をしてくれる。左右のサテライトスピーカーから聴こえてくるサウンドは立体的で、キャラクターのセリフなどもよりリアルにはっきりと聞こえる。

 なお、パソコンとUSB接続した際には、5.1chや7.1chサラウンドのマルチチャンネル音源を立体的に表現可能な「DTS:X ULTRAサラウンドサウンド」に対応。音源の各チャンネルに位置を割り当てれば、より臨場感の高いサウンドでゲームが楽しめる。

サブウーファーのサイズはおよそ幅255×奥行207×高さ404mm。購入する前に、置く場所はチェックしておいたほうがいいだろう。その分重低音の迫力も抜群

 しかし、集中力が必要な「レインボーシックスシージ」のようなFPS系のゲームだと話は変わってくる。スピーカーなので、家族が立てる音など周囲の音も聞こえてしまうため、それによって集中力が削がれてしまう。周囲の音を遮断してゲームに集中したいという場合は、どうしてもゲーミングヘッドセットのほうが優れている。

 とはいえ、G560はパソコンとUSB接続した場合に「DTS:X Ultra」による5.1chや7.1chサラウンドのマルチ音源を立体的に表現できるため、FPSで足音などの位置を聞き分けることは可能だ。FPSでも勝ち負けにこだわらずカジュアルにプレーするといった程度であれば十分活躍する。

 もう1つ注意点があるとすれば、サブウーファーがダウンファイア式のため、音が床にひびくという点。私の家は1階なので大丈夫だが、下に住人が住んでいるマンションなどでは、直に置いて使用すると近隣問題になる可能性がある。その場合は、振動吸収系素材を敷くなど、サブウーファーを直で床に置かない工夫は必要になるだろう。また、音量調整によってはかなりな大音量になるのも留めておきたい。深夜に使用するときは音量に細心の注意をはらうようにしている。

ダウンファイア式なので、下に住人が住むマンションなどでの利用は細心の注意が必要

迫力の重低音でゲームに没入したい人にオススメ!

 G560は、使ってみて音の迫力がガラッと変わる。今ではG560を接続せずにゲームで遊んだり映画を観たりするとどうしても物足りなさを感じるようになってしまった。価格は2万7250円とそれなりにするが、ゲームに特化したスピーカーで映画用などとしても使えると考えると、コスパは高い。ゲーム好きでスピーカーを探しているという人は、ぜひ検討してみてほしい。

G560の主な仕様
総合出力(最大) 240W
合計出力(RMS) 120W
周波数特性 40Hz~18KHz
感度 84db@1m/1w
インピーダンス 10KΩ
ドライバーサイズ サテライトユニット:63.5mm、サブウーファー:165mm
接続タイプ UBS、3.5mmジャック、Bluetooth 4.1
サイズ(サテライトスピーカー) およそ幅118×奥行148×高さ166mm
サイズ(サブウーファー) およそ幅255×奥行207×高さ404mm
保証期間 2年間無償保証

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