COMPUTEX TAIPEI 2018でも、巨大なブースを展開していたMSI。同社の展示のなかで特に気になった新製品を紹介しよう。
B450チップセット搭載マザーボード
「B450 TOMAHAWK」
第2世代Ryzenに対応するSocket AM4マザー「B450 TOMAHAWK」。PCI Express 3.0×16スロットとM.2スロットを1基づつ装備する。前作よりヒートシンクが26%大型化し、温度は10度低下するという。
第2世代Ryzen Threadripper対応マザーボード
「MEG X399 CREATION」
X399チップセットを搭載するSocket TR4のマザーボード。最大32コアの第2世代Ryzen Threadripperを動作させるために19フェーズもの電源回路(VRM)を搭載している。
PWM対応のファンを10基接続でき、温度センサーも3つ備える。M.2スロットを3つ備えるが、別売のM.2 SSDを4枚搭載できる拡張カード(後述)を装着すれば、合計7枚のM.2 SSDを実装できる。
ビデオカード風のM.2増設カード
「Xpander-Aero」
一見するとビデオカードだが、これはPCI Express x16タイプの基板に4枚のM.2スロットを装備する拡張カード。基板には6ピンの補助電源を搭載し、SSDに安定した電力を供給できる。付属の大型クーラーを取り付けるとビデオカードにしか見えないところがおもしろい。
ギミック満載のヘッドセットスタンド
「Gaming Premium Stacker」
ヘッドセットスタンドとデジタルフォトフレームとQi対応ワイヤレス充電装置が合体した製品。一番目を引くのは中央にある円筒形のデジタルフォトフレームだ。筒の中に液晶ディスプレーが埋め込まれており、映像がホログラムのように浮かび上がって見える。
ここには、CPUやメモリーの使用率、マイニングのハッシュレートなどをリアルタイムで表示できるほか、480×800ドットのGIFアニメを登録しておくことで、任意の映像を映しだせる。
デジタルフォトフレームの下には、USBハブを内蔵したQi対応ワイヤレス充電装置がある。本体から取り外して、ワイヤレス充電装置単体での使用も可能だ。
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